損しない為の光回線の選び方とは?
自宅でインターネットができると時間を有効活用できて便利ですよね。
でも、いざ光回線を引こうと思っても、通信事業者が多すぎて迷っているのではないでしょうか?
また既に光回線を引いているものの、月々の利用料金に少し満足できずにいる方もいらっしゃるかと思います。
現在では30以上の光回線がサービスを展開しているため、ネットに詳しくない方が最適なものを選ぶのは至難の業です。
総務省の調べによると、インターネットの普及率は90%近くまで上昇してきています。
誰もが当たり前に使うネットだからこそ、自分に合ったものを選ぶことで快適な生活を送ることが出来るのです。
そこで今回は、これから光回線を引こうとお考えの方や、既にご利用の方たちに向けて「選んで損をしない光回線」とその利用方法を一緒に考えていきたいと思います。
光回線を選ぶ時の5つのチェックポイント
数ある光回線の中から自分に合った光回線を選ぶために、チェックしておきたいポイントが以下のとおり5つあります。
- 運営会社やその回線の信用度
- 月額料金
- キャンペーン(高額キャッシュバックサービス)
- 設置工事費
- 対応プロバイダ
大体、販売店やプロバイダは上記のポイントの中から自社の売りともいえる、メリットだけをCMやネットで紹介します。
しかし選ぶ側は各光回線についてその実態なども把握しておかなければ、結果として損をしてしまうことになります。
どこも同じようなものだろうと考えずに、しっかり見ていきましょう。
運営会社やその回線の信用度
月額料金の割引サービスやキャンペーンで貰えるプレゼントだけで決めてしまいがちなのが光回線です。
しかしそうした選び方では「トラブル時のサポートが無く、すぐに他の光回線に切り替えたが違約金はとられた」ということになる可能性もあります。
信用できる回線会社・通信事業会社を選ぶことが、毎日使うインターネットで余計なストレスを貯めて損をしないようにするための第一歩です。
数ある光回線の中でも以下の2社のような比較的設備も整った通信事業会社の光回線はおすすめです。
- フレッツ光(NTT)
- au光(KDDI)
この2つの光回線について、少し詳しく紹介します。
フレッツ光(NTT)
言わずと知れた国内最大級の固定回線サービスです。
プロバイダの選択肢も多く、ざっと300社以上に対応しています。
提供エリアは全国に展開しており、知名度と共に信頼度も高く「光回線と言えばフレッツ光」と言ってもいいほど。
マンションタイプやファミリータイプといったように、顧客のニーズに合わせたプランも展開しています。
この安定した品質の光回線と守備範囲を他社が利用(転用)して、独自のサービスを提供する「光コラボレーション」という新しいインターネット事業もあります。
そして光回線は元NTTフレッツ光のものであることから、この光コラボレーションに対応できる他の光回線事業者も品質的には安心できるレベルだと言えます。
auひかり(KDDI)
こちらも名の通った通信事業会社の光回線です。
提供エリアが少しだけ小さいのが珠にキズですが、フレッツ光とは肩を並べるライバル回線と言えるでしょう。
以前、フレッツ光の月額基本料金を1,000円程下げたプランで顧客獲得を成功させています(その後、すぐフレッツ光も追い付きましたが)。
コスパも理由のひとつですが、回線の品質もそれだけフレッツ光に対抗できうるものだということです。
ライバル的な存在だからでしょうか、auひかりはフレッツ光の光コラボレーションには対応していません。
その代わり、契約時にかなりのキャッシュバックがあるのは現在auひかりぐらいでしょう。
といった感じで、いきなり2社に絞ってしまいましたが、これらはあくまでもおすすめです。
首都圏などの限られたエリアで考えるなら、So-netが提供するNURO光などはスピードや安定性に優れており、おすすめできます。
月額料金
光回線の月額料金(総額)は回線によって変わります。
会社が違えば料金も違うのは当然ですが、具体的に何がどう違うのでしょうか?
光回線の料金は以下の3つの要素で構成されており、それぞれに対する割引や無料サービスなどが回線会社によって異なっているのです。
- 回線使用料
- 回線工事費用
- プロバイダ契約料
回線使用料
文字通り光回線の使用料ですが集合住宅(マンション等)と一戸建てでは月額が違い、1つの回線(光ケーブル)を分配して使用できる集合住宅の方が1世帯あたりの値段が安くなります。
だいたい一戸建て6,000~7,000円、集合住宅5,000円程度が相場です。
回線工事費用
光回線のケーブルを家まで引っ張り、家の中のモデムと接続する工事にかかる費用です。
工事費用無料を謳う光回線もありますが、おおよそ2~4万円の費用がかかります。
支払い方法は一括でできたりもしますが、ほとんどは月割りで分割払いしていきます。
プロバイダ契約料
光回線(光ケーブル)を家に引いてきただけでは、それはまだ家と近所の電柱がケーブルでつながっているだけの状態です。
このケーブルを使って家とインターネットつなぐ役目を「プロバイダ」がします。
そしてこのプロバイダも多数存在しているのです。
光回線とパックになっていてどれを選んでも料金は同じであったりするのですが、選ぶプロバイダによってサービスや特典が違います。
月額料金は一戸建てで1,000円前後、集合住宅で1,000円しないのが相場です。
「セット割引」でさらにお得に
光回線を提供している通信事業会社が、光でんわ、光テレビ、スマートフォンといった他の通信サービスを提供していた場合、それらをまとめて契約料総額を割引してくれるサービス「セット割引」を提供する会社が多くあります。
特に携帯電話の大手などは近年自身の光回線事業を展開するようになり、もともと取り扱っているスマートフォンとのセット割引で顧客が契約を長く継続できやすくしています。
以下に例を挙げます。
月間制限 | 月間制限時の速度 | |
---|---|---|
docomo | 契約量(5GBか20GB)を超える | 128kbps |
au | 通常プラン:7GB EXプラン:無制限 | 通常プラン:128kbps EXプラン:なし |
Softbank | 契約量(7GB)を超える | 128kbps |
Y!mobile | 通常プラン:7GB 無制限プラン:なし | 通常プラン:7GB EXプラン:なし |
UQ WiMAX | 通常プラン:7GB 無制限プラン:なし | 通常プラン:7GB EXプラン:なし |
このように、使っているスマートフォンのキャリアに合わせて回線会社を選ぶのも月額料金を下げるには効果的だと思います。
キャンペーン(キャッシュバックサービス)
選ぶ光回線によっては、新規申し込みや他社からの乗り換え契約時にキャッシュバック額が数万円のキャンペーンや豪華商品のプレゼントを実施している場合があります。
こういったキャンペーンを利用することもお得にスマホや光回線の契約をする方法だとは思いますが、やはりおいしい話には注意が必要です。
まず、キャッシュバックを行う目的は他社から乗り換えしやすいように&他社へ乗り換えしにくいようにするためです。
よく「今なら最大○○万円大還元!!」とかいう広告を見かけたりしますが、それは他社からの乗り換え時に発生した違約金に対して乗り換え先の会社が負担してくれる分であることが多く、ありがたいと言えばありがたいのですが、当たり前といえば当たり前のサービスです。
ですので、そのサービスを利用して乗り換えたはいいものの、そのキャッシュバックは違約金返済の為のものであったので新しく契約した光回線の月々の支払いには反映されず、結局以前と同額かあるいはそれ以上の金額を光回線に対して月々支払うことになったりします。
そこで他の光回線に乗り換えようと思っても、「最低○年間の継続」が条件で契約した際のキャッシュバックだったのでここでも前回以上の違約金が発生してしまう可能性があります。
かつ、その更に乗り換えようと思っていた光回線では月々のコストは確かに低いものの、違約金負担のサービスは無かった、とこんな散々な目に合うかもしれません。
キャンペーンはどれだけキャッシュバックをもらえるかではなく、どれだけ新しい契約がお得になるかをしっかり計算しておくことが大切です。
設置工事費
前述したように、光回線の設置には取付け業者はもちろん、作業する間の警備員などの人件費もかかり1回で数万円の工事費が初期費用としてかかります。
これを光回線使用料と共に2~3年かけて月々500円~1,500円の分割払いをしていくのが一般的です。
これを「○年間以上の契約継続」といった条件付きで工事費無料、もしくは割引をしてくれるサービスも光回線によってはあります。
しかし、こういったサービスで業者側がもつ負担もどこかでカバーされており、元々基本料金が割高であったりします。
また、元々の工事費用がどこよりも高く設定されており条件付きで無料にしてはいるものの、その条件が満たされなかった場合はその高額の工事費用を一括で請求してくる場合もあります。
ですから工事費に関するサービスについても、契約前によく調べておきましょう。
対応プロバイダ
こちらも前述のように、引いてきた光回線をインターネットにつなげるためにはプロバイダと契約しなければなりません。
かつては、光回線の会社とプロバイダは別々に契約しなければならず、支払いも窓口が2つに分かれていました。
しかし、最近は光回線とプロバイダがセットになって固定化されているものや、元プロバイダだったものが光回線事業もはじめたりと、窓口が一つで済むようになってきました。
大手光回線を例に挙げると対応プロバイダは以下の通りです。
このようになっています。
選択肢があるものも固定されているものも、プロバイダの処理能力や住んでいるエリアの同プロバイダ利用者の数で速度が変わってきます。
そのため、どれがおすすめなのかは言い切れません。
そこで、プロバイダを選ぶ時に考慮するべきなのは、「お得なキャンペーンをしているか」という点です。
大手なほどプロバイダの選択肢も多いのですが、光回線会社も品質的にはお互いの評判を下げることの無いレベルのプロバイダと提携を結んでいるはずです。
ですので、どれを選んでも問題ありません。
プロバイダ側からすると自社を選んでもらいたいので独自のキャンペーンやサービスを行うわけです。
沢山の光回線にさらに沢山のプロバイダがセットとなると、組み合わせパターンも多くて選ぶのに困るでしょうが、必ず1つは自分のライフスタイルに合ったお得な組み合わせが見つかるはずです。
大手光回線13社の料金とサービス
ここで「サービスエリアが全国区」であることを基準に、大手の光回線を13社に絞り込み、料金や特典を紹介していきたいと思います。
また、以下の13社は口コミなどでも評価の高い方なので「回線と運営元が信用できる」ということにおいても選ばせてもらいました。
【フレッツ光】
使用するケーブル | 光ケーブル |
月額相場(一戸建て) | 5~6,000円 |
月額相場(集合住宅) | 4~5,000円 |
工事費 | 平均的 |
キャッシュバック | 有 |
その他の特典 | 特になし |
【au光】
使用するケーブル | 光ケーブル |
月額相場(一戸建て) | 5,000円前後 |
月額相場(集合住宅) | 4,000円前後 |
工事費 | やや高め |
キャッシュバック | 有 |
その他の特典 | スマホとセットでお得、工事費分割引 |
【ドコモ光】
使用するケーブル | フレッツ光のケーブル転用(光コラボ) |
月額相場(一戸建て) | 5,000円前後 |
月額相場(集合住宅) | 4,000円前後 |
工事費 | 無料 |
キャッシュバック | 有(ポイントバック) |
その他の特典 | スマホとセットでお得 |
【ソフトバンク光】
使用するケーブル | フレッツ光のケーブル転用(光コラボ) |
月額相場(一戸建て) | 5,000円前後 |
月額相場(集合住宅) | 4,000円前後 |
工事費 | 無料 |
キャッシュバック | 有 |
その他の特典 | スマホとセットでお得、他社違約金負担 |
【J:COM光】
使用するケーブル | 光ケーブル・同軸ケーブル併用 |
月額相場(一戸建て) | 5~6,000円 |
月額相場(集合住宅) | 5~6,000円 |
工事費 | 無料~高め |
キャッシュバック | エリアによっては有 |
その他の特典 | エリアやプランによっては工事費無料及び割引有 |
【So-net光】
使用するケーブル | フレッツ光のケーブル転用(光コラボ) |
月額相場(一戸建て) | 5~6,000円 |
月額相場(集合住宅) | 4~5,000円 |
工事費 | 無料~平均的 |
キャッシュバック | 有(新規工事費相当額) |
その他の特典 | auスマホとセットで割引 |
【エキサイト光】
使用するケーブル | フレッツ光のケーブル転用(光コラボ) |
月額相場(一戸建て) | 4~5,000円 |
月額相場(集合住宅) | 3~4,000円 |
工事費 | 安め |
キャッシュバック | 無 |
その他の特典 | 特になし |
【@nifty光】
使用するケーブル | フレッツ光のケーブル転用(光コラボ) |
月額相場(一戸建て) | 5,000円前後 |
月額相場(集合住宅) | 4,000円前後 |
工事費 | 安め |
キャッシュバック | 有 |
その他の特典 | auスマホとセットで割引 |
【DMM光】
使用するケーブル | フレッツ光のケーブル転用(光コラボ) |
月額相場(一戸建て) | 4~5,000円 |
月額相場(集合住宅) | 4,000円前後 |
工事費 | 安め |
キャッシュバック | 無 |
その他の特典 | 格安SIMとのセットで割引 |
【U-NEXT光】
使用するケーブル | フレッツ光のケーブル転用(光コラボ) |
月額相場(一戸建て) | 5~6,000円 |
月額相場(集合住宅) | 4~5,000円 |
工事費 | 平均的 |
キャッシュバック | 有 |
その他の特典 | 格安SIMが最大半年無料 |
【BIGLOBE光】
使用するケーブル | フレッツ光のケーブル転用(光コラボ) |
月額相場(一戸建て) | 5,000円前後 |
月額相場(集合住宅) | 4,000円前後 |
工事費 | 安め |
キャッシュバック | 一部の人に有 |
その他の特典 | 格安SIMとのセットで割引 |
【OCN光】
使用するケーブル | フレッツ光のケーブル転用(光コラボ) |
月額相場(一戸建て) | 5,000円前後 |
月額相場(集合住宅) | 4,000円前後 |
工事費 | 平均的 |
キャッシュバック | 有 |
その他の特典 | 格安SIMとのセットで割引 |
- 月額料金はプロバイダ料込での概算(工事費は除く)であり、契約内容によって異なる場合があります
- 工事費の相場2~4万円として比較しています
- キャッシュバックは申し込み方によっては、全額もしくは一部もらえない場合もあります
以上、大手13社でした。
もちろんこれ以外の光回線でも、エリア限定でそこに住む方にお得で安心できるサービスを行っている会社もあります。
このリストに入っていないからと言って信用できない悪い光回線というわけではありません。
さて、どれもよさそうな光回線ではありますが、果たしてどれが自分のライフスタイルに合っているのかどうかはわかりません。
そこで、ここからはスマートフォンとの組み合わせでどれだけ安くなるのかという視点で最適な光回線を探してみたいと思います。
スマホとセットでお得な光回線7社
それぞれおすすめのポイントは以下の3点です。
- プロバイダを含めた月額利用料の安さ
- 他のサービスを含めた割引額
- 工事費に対するサービス
また、月額料金に関しては、スマホとのセット割等のキャンペーンを最大限利用できた時の料金からさらにセットで発生する携帯電話料金の割り引き額も含めて光回線の実質月額料金を算出してみました。
新規契約や乗り換え契約の際の参考にしてください。
ドコモ光
NTTの光回線を使ったサービスで、安心できる品質です。
光回線とスマホの「セット割」と長く使えば毎年お得な「ずっと割」があり、ドコモユーザーにはお得です。
- 一戸建て:2,000円~
- 集合住宅:800円~
- 初期工事費無料
ドコモ光では対応プロバイダが25社あり、どれを選んでもプロバイダ料金は光回線とパックで変わりません。
ただし、プロバイダによっては独自のキャンペーンを提供しているものもあるので、そのプロバイダ経由で申し込む方がお得です。
特に「GMOとくとくBB」のキャンペーンページから申し込むと、無線ルーター無料レンタルや、キャッシュバックももらえてお得です。
以下にキャンペーンをしているプロバイダとその内容を紹介します。
GMOとくとくBB |
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ぷらら |
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So-net |
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ソフトバンク光
ソフトバンクのスマートフォンとのセットで適応される「おうち割」で、ソフトバンクユーザーにはお得です。
- 一戸建て:3,200円~
- 集合住宅:1,800円~
- 開通工事費無料/他社違約金還元
このように、他の光回線から乗り換えた場合に発生する違約金や撤去工事費をすべて負担してくれます。
また、販売代理店から申し込むと、各代理店独自のサービスがありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
特におすすめなのは、「アウンカンパニー」と言う代理店で、2,4000円のキャッシュバックが受けられます。
プロバイダはYahoo!BBのみとなっています。
auひかり
KDDIが提供する光回線で、スマートフォンと「光でんわ」とのパックで「auスマートバリュー」という割り引きが受けられ、auユーザーは、最大2年間、毎月最大2,000円の割引が受けられます。
しかも、家族の中のauユーザー全員が2,000円ずつ割引を受けられるので、auファミリーにはかなりお得です。
- 一戸建て:3,100円~
- 集合住宅:1,800円~
auひかりの対応プロバイダは7社あり、ドコモ光同様にお得なキャンペーンを行っているプロバイダから申し込んだ方がお得です。
中でも「So-net」のキャンペーンページから申し込むと、高額のキャッシュバックと月々の割引があって魅力的です。
代理店でも何らかのキャンペーンはしているようですが、オプションの取り付けが条件であったりキャッシュバックの金額が少なくなったりしますので、あまりおすすめではありません。
以下、キャンペーンを行っているプロバイダとその内容を紹介します。
So-net |
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@nifty |
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BIGLOBE |
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ASAHI ネット |
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au one net | 一戸建て、集合住宅共に10,000円のキャッシュバックと30ヶ月毎月1,250円割引 |
以上のキャンペーンはauから申し込むと、一部で受けられないサービスもあります。
ただauでは、他社の違約金を最大30,000円まで負担してくれます。
auひかりか光コラボか
光回線とスマホを別々で契約し、光回線はフレッツ光でスマホはauを使っていた人がもっとお得な光回線サービスに乗り換えようと思ったとします。
その場合、フレッツ光ベースに考えて「光コラボレーション」にするか、auのスマホベースに考えて「auひかり」にするか迷われると思います。
前述の通り、auひかりは光コラボ対応していませんので、新たに光ケーブルを引く工事が必要になります。
その開通工事等が面倒でなければ、auひかりに切り替えて上記のプロバイダのキャンペーンやスマートバリューを組み合わせた方が、月額割引額が大きくなる可能性は高いです。
一方でauユーザーが光コラボレーションに切り替えるなら、これがオススメという光回線もありますので次でその2パターンをご紹介します。
よく比較してご検討下さい。
@nifty光
フレッツ光の対応プロバイダだった@niftyの光サービス。
「auセット割」が適応され、光回線料金が月々1,200円割引されるので、auユーザーにはお得です。
また、光コラボレーションの提携サービスなので、フレッツ光を使っていた方で、工事費の支払いがお済みの方は新規工事も工事費も必要ありません。
特に集合住宅で上記の条件を満たしている方は月額2,200円からで利用ができます。
また、申し込みを「@nifty」公式ページからすると、5,000円のキャッシュバックがあります。
- 一戸建て:4,000円~
- 集合住宅:2,780円~
- 工事費:[フレッツ光転用]手数料+フレッツ光工事費残額
- [新規契約]17,000円~(30回分割払い)
フレッツ光の工事費残高が少ない方はこの@nifty光もお得ですが、auひかりの強力なキャッシュバック能力によって工事費残額がカバーされ、結果的にauひかりに乗り換えた方が安くなる可能性もあります。
しかし、「契約期間が長くなる」ことと「回線工事が必要」などのデメリットもあります。
長く使うつもりが無い方、特に集合住宅にお住まいの方には@nifty光がおすすめです。
プロバイダはもちろん@niftyです。
So-net光
こちらもauスマホとの「セット割」があるので、auユーザーが光コラボレーションで乗り換えるのにおすすめの光回線です。
@nifty光に比べて若干月額料金が高くなってしまうことと比較的長期(30ヶ月)の契約になってしまいますが、フレッツ光の工事費残額を全額負担してくれるというサービスがあります。
ですので、auユーザーでフレッツ光の工事費が支払い終えていない方にはお得な光サービスです。
- 一戸建て:4,000円~
- 集合住宅:2,900円
- フレッツ光工事費残額負担、新規の場合もキャッシュバック有。(但し、特設ページから申し込んだ場合)
So-netはご存じプロバイダの会社なので、プロバイダもSo-netで固定されています。
DMM光
DMMが提供する格安SIM(DMM mobile)とセットで申し込むと、月々500円の割引が受けられます。
また、格安SIMは通信容量3GBの定額パックで月々1,500円という圧倒的な安さで提供されており、光回線もスマホもトータルでお得にしたい方にはおすすめです。
- 一戸建て:3,220円~
- 集合住宅:3,280円~
- 初期工事費無料(但し、キャンペーンページからの申し込んだ場合)
また、一戸建てプラン限定にはなりますが、最低と最高料金が固定されている2段階定額プランもあり、あまりインターネットを使わない人で、たまに使いすぎてしまうことが心配な人にもおすすめです。
プロバイダはもちろんDMMで固定です。
エキサイト光
元プロバイダ会社が提供する光回線で、プロバイダも「BBエキサイト」に固定されています。
そのパック料金が業界最安水準なので、スマホとセット割などは無くスマホと光回線とで契約期間などを縛り合う事もありません。
フレッツ光からの転用なら工事費が割安になりますが、新規契約には工事費がかかってしまいます。
それでもこの安さと縛りが無いことで、スマホとは別に考えてそれぞれで割引などのサービスを利用したい人におススメです。
工事費さえ払ってしまえば、好きな時に解約もできます。
- 一戸建て:4,360円~
- 集合住宅:3,360円~
- 工事費:フレッツ光からの転用で割安。新規工事は16,000円~
DMMの格安SIMならDMM光がお得ですが、DMM以外の格安SIMをお使いの方はそのSIMと同じ会社の光回線ではなく、このエキサイト光にすることをお勧めします。
というのも、他社のセット料金とエキサイト光との合計料金にそれほどの差が無く、他社には光回線において長い期間縛りがあるところが多いからです。
縛りが無いため、このエキサイト光にはこれといったサービスやキャンペーンはありません。
申込み窓口にもよく注意しよう
各光回線を契約する際に一番お得なキャンペーンを受けられそうな窓口も紹介してきました。
ここで注意してもらいたいのは「申込窓口によっては結果的に損をしてしまう」こともあるという事です。
例えば、「価格.com」の独自のキャンペーンでは「auひかり+So-net」の組み合わせに申し込むと一見高額なキャッシュバックをしてくれるようですが、やはり条件付きで短期で解約すると違約金が20,000円増えてしまいます。
また月々の割引額も半額以上少なくなり、割引期間も1年程短くなってしまいます。
このような「落とし穴」には十分に注意して申し込みましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
光回線の数は今や優に100を超えています。
そこにプロバイダを組み合わせるとなると、組み合わせパターンは1,000を超えているのではないでしょうか。
こんなに数がある中から自分にぴったりな回線を選ぶのはなかなか難しい事だと思います。
またすでにご自宅に光回線を引いておられる方も、今日まで使ってきた光回線は本当にあなたに一番合っていると言えるでしょうか?
一度このページで紹介したものを参考に比較してみてください。
また、以下の記事も参考にしてみてくださいね!
みなさんの光回線選びのお役にたてれば幸いです。
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