そもそも「WiMAX」と「WiMAX2+」って何が違うの…?
現在、UQ Communicationsは旧回線である「WiMAX」と、新回線である「WiMAX2+」という2種類の回線を提供しています。
基本的にこれから新規で契約する方は、WiMAX2+で契約することになります。
しかし、利用している方の中にはこんな疑問を持っている方も少なくないのではないでしょうか。
「WiMAXとWiMAX2+の違いがよく分からない…」
「WiMAXからWiMAX2+へ移行したいのだけどいくらぐらいかかるの…?」
この記事では、WiMAXとWiMAX2+の2種類の回線の違いを徹底分析し、WiMAX2+へと最安値で移行する方法も紹介していきたいと思います。
是非、この記事を参考にしてWiMAX2+をきちんと理解してお得に利用できるようになってくださいね!
旧回線WiMAXと新回線WiMAX2+の性能を徹底比較!
まずは、旧回線であるWiMAXと、新回線であるWiMAX2+の性能を比較していきましょう。
項目 | 旧回線WiMAX | 新回線WiMAX2+ |
---|---|---|
提供開始日 | 2009年2月26日 | 2013年10月31日 |
提供終了日 | 2018年未明 | 現段階では終了予定なし |
最大通信速度(下り、Download) | 13.3Mbps(一時期は40Mbps) | 440Mbps |
最大通信速度(上り、Upload) | 15.4Mbps | 30Mbps |
通信制限 | なし | 3日で10GB・月間通信量無制限(ギガ放題プラン) |
勿論、これは理論値なので実測値は多少遅くはなりますが、やはりWiMAX2+の方が速いということには変わりありません。
ではなぜ、たった4年ほどでここまで通信速度に差がついてしまったのでしょうか?
それは、UQ CommunicationsのKDDIとの資本提携に伴うアンテナ基地局への莫大な投資と、4×4MIMOやキャリアアグリゲーションといった通信技術の目覚ましい進化が挙げられます。
しかし、通信制限の点ではWiMAXは「なし」となっているのに、WiMAX2+では「3日で10GB・月間通信量無制限(ギガ放題プラン)」となっています。
この面ではWiMAXの方が優れているのでしょうか?
いえいえ、そんなことはありません。
WiMAX2+の速度制限は実はほとんど気にする必要がないのです
WiMAXからWiMAX2+へ最安値で移行する方法とは…?
ここまでで、WiMAX2+がいかにWiMAXよりも優れた回線であるということはわかっていただけたかと思います。
では、次にWiMAXからWiMAX2+へと最安値で移行する方法を紹介していきます。
最善策はプロバイダの再契約だ!
ズバリ、最善の方法は「現在利用しているプロバイダを解約して、新規のプロバイダを契約する」ことです!
「解約金とかがかかったりしてもったいないんじゃないの…?」
と思う方も多いでしょう。
しかし、新規でプロバイダを契約するとそれを上回る特典が受けられるのです。
- キャッシュバックが受けられる(最大3万円)
- 端末代が無料になる
- 月額料金の割引が適用される
各プロバイダは「新規契約の数」を基準としてUQ Communicationsから評価され、奨励金をもらっている、という背景があります。
ですから、新規契約に対してかなり良い待遇を用意しているプロバイダが多いのです。
でも現在UQ WiMAXで契約しているなら…?
もし、現在契約しているプロバイダがUQ WiMAXであるならば、WiMAX2+へのおトクな機種変更が実施されているのでそちらを利用するのも良いかもしれませんね。
UQ WiMAXの最新機種キャンペーンについてはこちらから詳しく確認することが出来ます!
→http://www.uqwimax.jp/lp/tadagae/
全6社プロバイダ徹底比較! 結局一番良いのは…?
では、UQ WiMAX以外で契約していた場合、どのプロバイダで再契約するべきなのでしょうか?
2017年4月現在において、キャッシュバックキャンペーンを実施しているプロバイダは6つです。
その中からキャッシュバック金額やトータル費用をもとに比較して、最も良いプロバイダを見つけていきましょう。
トータル費用とは、登録料や初月料金、2年分の月額料金、端末代を足したものからキャッシュバックやその他割引を引いたものになります。
順位 | プロバイダ名 | 通常プラン | ギガ放題 | キャッシュバック金額 |
---|---|---|---|---|
1 | GMOとくとくBB | 59,225円 | 73,613円 | 33,500円 |
2 | DTI | 64,500円 | 79,600円 | 29,000円 |
3 | 3WiMAX | 67,075円 | 81,645円 | 28,000円 |
4 | @nifty | 71,081円 | 77,841円 | 20,000円 |
5 | so-net | 71,680円 | 81,950円 | 20,000円 |
6 | BIGLOBE | 75,375円 | 90,445円 | 20,000円 |
キャッシュバック金額の大きい「GMOとくとくBB」がトータル費用もずば抜けて安いことが分かりますね!
GMOとくとくBBのキャッシュバックの高さの理由は…?
「GMOとくとくBB」のキャッシュバックの高さの原因は何なのでしょうか?
それはWebでの集客に特化しているため、人件費や事務所費をかなり安く抑えることが出来ているからです。
こうして削減した費用を、そのまま契約者にキャッシュバックとして還元しているのです。
「GMOとくとくBB」の運営元であるGMOインターネット株式会社は、ネットの販売代理店としては最大手です。
最大手であるということは、月間の販売台数が多く、WiMAX本家からの販売奨励金をたくさんもらっている、ということになります。
こうした背景も相まって、業界最高レベルのキャッシュバックが実現されているのです。
では、GMOとくとくBBで契約すべきか…?
「なるほど、業界最安値ならGMOとくとくBBで契約すればOKなのか!」
確かにその通りです。
しかし、GMOとくとくBBで契約する場合には一つだけ気を付けなければなりません。
それは
「キャッシュバックを受け取るには、契約後11か月目に手続きが必要である」
ということです。
ここからは、GMOとくとくBBでキャッシュバックを受け取る際に必要な注意点を説明していきます。
キャッシュバックを受け取るために必要なことって…?
先ほども述べた通り、GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンは大変お得なものなのですが、受け取る際の手続きがやや分かりづらい仕様になっています。
ネット上にもキャッシュバックの手続きに対するネガティブな口コミが散見されます。
【総合】
・キャッシュバックの通知を登録メールアドレスに送ってきますが、送信元の「GMOとくとくBBお客様センター」からは他に広告メールが頻繁に送られてくるため、いざというとき識別できない可能性が高い。
http://kakaku.com/bb/providerview/providerview.asp?bb_pagetype=4&bb_provider=37&bb_p=1&bb_type=2
【ご利用料金】
キャッシュバックはありますが、他の方も書かれているように、非常に面倒でわかりにくい。私は二週間に一度程度チェックして、意地でも見逃さないようにしていたので受けられましたが、山のような広告メールに目を通すのは拷問のようでした。キャッシュバックに限らず、本当に重要なお知らせを確実に知らせようという姿勢はこの会社にはないようです。
メールの中で、「GMOとくとく通信」と付いているのは、ほぼ間違いなく広告メールなので、スルーした方が良いと思います。
http://kakaku.com/bb/providerview/providerview.asp?bb_pagetype=4&bb_provider=37&bb_p=4&bb_type=2
確かに口コミを見ると、大量に広告メールが送られてきてキャッシュバックに関するメールを判別するのは難しそうですね。
しかし、「契約11か月目に来る「口座情報登録メール」から1か月以内に振り込み口座を登録する」ということをしっかり把握しておけば、広告メールとの識別は可能でしょう。
このメールに返信さえすれば、キャッシュバックは確実に受け取れるので安心してください!
どうしても不安な人は…?
こうした口コミを見て「手続きが不安だ…」と感じたり、「そんなに大量のメールをチェックする自信はないよ…」という方もいるかもしれません。
そういった方は、GMOとくとくBBと比べるとやや割高ではありますが手続きの必要ない「BIGLOBE」を選択すると良いでしょう。
たったこれだけでキャッシュバックが受け取れます。BOGLOBEであれば、メール等での手続きは不要で購入から12か月後に郵送される「振替払出証書」に署名をして郵便局に持っていくだけでOKです!
プロバイダ名 通常プラン ギガ放題 キャッシュバック金額
BIGLOBE 75,375円 90,445円 20,000円
GMOとくとくBB 59,225円 73,613円 33,500円
GMOとくとくBBと比較すると13,500円キャッシュバック金額が安くなってしまいますが、不安な方はこちらでも十分お得に利用することが出来ます。
実際にGMOとくとくBBで契約するのに必要なのは…?
利用するプロバイダが決定したら、次はこの2点を決めましょう。
- 契約プラン
- ルーター
では、どの契約プランやルーターが良いのでしょうか?
それぞれ見ていきましょう。
契約プランは…?
プランは「通常プラン3,969円(税込)」か「ギガ放題プラン4,688円(税込)」(GMOとくとくBBの場合)の2種類から選ぶことが出来ます。
通常プランは、「月間データ量が7GBを超えると128kbpsの速度制限がかかる」プランとなっています。
一方、ギガ放題プランは「月間データ量の制限が存在しない」プランとなっています。
では、どちらのプランを選ぶべきなのでしょうか?
価格の安い通常プランでしょうか?
月間データ量の制限のないギガ放題プランでしょうか?
重要になってくるのは、月間のデータ制限量である7GBという数値です。
7GBでは、以下のことを利用することが出来ます。
項目 | 7GBで出来ること |
---|---|
メールの送受信 | およそ268万通 |
ホームページの閲覧 | およそ7,200ページ |
動画の視聴 | およそ4.5時間 |
音楽のダウンロード | およそ225曲 |
見ていただければ分かる通り、少し足りなく感じてしまう人が多いかと思います。
足りないと感じる方はギガ放題プラン、日ごろネットをあまり使わず安く抑えたいというかたは通常プランを選択するのが良いでしょう。
ルーターは…?
次はルーターの選択です。
現在、ルーターは5種類から選ぶことが出来ます。
しかし、端末代金が無料であることを考えると、ここでは2017年2月17日に発売された最新機種である「W04」を購入するのが良いと言えるでしょう。
オススメできる理由は以下の3点です。
- 通信速度が現行機種の中でも最速(下り最大通信速度:440Mbps)
- バッテリー持続時間が長い(通信時間:6時間30分(440Mbps通信時))
- 既存の機種の機能をすべて搭載している
「WX03」ではダメなの…?
では、2016年12月2日に発売された比較的新しい機種である「WX03」はダメなのでしょうか?
オススメできない理由は二つあります。
一つ目は、au 4G LTE(ハイスピードエリアモード)が使えない、ということです。
そもそも、au 4G LTE(ハイスピードエリアモード)は主にWiMAX回線が通っていないエリアで使われるモードで、au 4G LTE回線を使用して通信が可能になる、というものです。
加えて、2017年1月15日の報道者向け発表会で、夏以降の無料化も検討しているとの公式発表もあったので非常に将来性の高い機能であると言えます。
二つ目は、2017年4月現在において在庫切れである、ということです。
「W04」の登場により、大きく生産台数が減っていることが見込まれており、どのプロバイダにおいても発送には最大1か月かかってしまうようです。
デザインや特別なこだわりがない限りは、旧機種である「WX03」選択する理由はなさそうですね。
周辺機器の購入は…?
WiMAXの端末を購入する際に、クレードルやUSBケーブルといった周辺機器を同時に購入することも可能です。
しかし、公式ページでの購入は非常に割高であるのでおススメすることは出来ません。
クレードルの場合はそもそも絶対に必要なものではありません。
もし、必要になった場合はネット通販サイト等で安く購入しましょう。
USBケーブルもスマートフォンに使われるような汎用的なものですので、100円ショップで購入することも出来ます。
まとめ
いかがでしょうか。
WiMAXとWiMAX2+の違いについては理解していただけたでしょうか?
現在、WiMAXを利用している方はすぐにWiMAX2+に移行するべきだと言えます。
その際は、現在のプロバイダを解約し以下の内容で再契約することで最安値で移行することが出来ます。
- プロバイダ:「GMOとくとくBB」(割高でも煩雑な手続きを避けたい方は「BIGLOBE」)
- 料金プラン:ギガ放題月額4,688円(税込)
- 機種:W04
この内容で契約することで、WiMAX2+へお得に移行して快適なネット環境を利用しましょう!
また、オススメモバイルWiFiランキングも下のリンクからご覧になれますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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