楽天モバイルの回線とWiMAX回線、ポケットWiFiではどちらを使うべき?
ポケットWiFiとは、持ち運びができて手軽にネットを利用できるモバイルWiFiルーターのことです。
「そもそも、ポケットWiFiって何…?」
という方は以下の記事も参考にしてみてくださいね!
外出先でインターネットを気軽に使いたいという方に、ポケットWiFiは非常に重宝されています。
しかし、さまざまな提供会社があるため、初めての方は悩むことが多いかもしれません。
料金やサービス内容をきちんと見比べて、自分の理想のネット環境にぴったり合うものを選ぶ必要があります。
そんな中で、今回ピックアップしたいのは「楽天モバイル」です。
もしかしたら、楽天モバイルと聞くと
「え、楽天モバイルってスマホだけじゃないの?」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし、楽天モバイルはあくまでSIM回線の提供がメインのプロバイダですので、端末はスマホだけでなく、ルータも提供しています。
そのため、SIMカードと同時に契約をすることで、そのルータをポケットWiFiとして利用できます。
では、ポケットWiFiを利用するうえで楽天モバイルの提供するSIM回線は使うべきなのでしょうか?
ポケットWiFiにおける有名な回線である「WiMAX」と比較しながら、本当に利用するべきプロバイダについて見ていきましょう!
楽天モバイルとは
楽天モバイルとは、楽天市場や楽天トラベルなど、さまざまなサービスで知られる楽天株式会社のプロバイダです。
ローラさんが出演しているキャンペーンのCMなどを見かけたことがある人も多いのではないでしょうか。
しかし
「お得お得って言うけど、本当にお得なの?」
と感じる方は多いと思います。
まずは、楽天モバイルの料金プランについて詳しく見ていきましょう。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルには、大きく分けて
- スーパーホーダイ
- 組み合わせプラン
の2種類の料金プランがあります。
また、楽天モバイルは
- 通話SIM
- 050データSIM(SMSあり)
- データSIM(SMSなし)
の3種類のSIMが提供されています。
ポケットWiFiとしてSIMを利用する場合には、通話ができる必要はありませんので、「データSIM(SMS)なし」の料金プランである「組み合わせプラン」を紹介していきます。
楽天モバイルの料金プラン:組み合わせプラン
組み合わせプランにおける、データSIM(SMSなし)の月額基本料金は以下の表のようになっています。
データSIM (SMSなし) |
|
---|---|
ベーシックプラン | 525円 |
3.1GBプラン | 900円 |
5GBプラン | 1,450円 |
10GBプラン | 2,260円 |
20GBプラン | 4,050円 |
30GBプラン | 5,450円 |
組み合わせプランのメリットは、月間のデータ通信量の利用状況を見て、契約後に毎月1回まで月額基本料金のプランをメンバーズステーションにて変更が可能である点です。
「多めに10GBプランで契約しちゃったけど、意外と使わないな…」
なんて時も、契約満了まで待たずに月額基本料金を変更できるのは嬉しいですよね!
また、3.1GBプランを利用している場合、余ったデータ通信量を翌月に繰り越すことも出来ます。
楽天モバイルのデータシェア
さらにさらに、ドコモ回線限定ではありますが、データ通信量の前月繰越分を翌月に契約者間で分け合える「データシェア」も月額110円で利用可能となっています。
本人や家族に限らず、楽天モバイルを契約している方であれば、誰とでもシェアすることが可能です。
図のように、家族や友人と最大5人で繰り越し分をシェアすることが出来ます。
また、1人で複数回線契約している場合、それらの回線に繰り越したデータ通信量をシェアすることも可能です。
データシェアの利用方法は、初めにオーナーがメンバーを招待します。
手順としては
- メンバーズステーションにログイン
- データシェアの「お申し込みへ」を選択
- 招待する相手の番号を登録
となります。
すると、招待されたメンバーに参加承認の依頼メールが届きますので、メンバーは招待を確認し、承認してください。
手順としては
- 参加承認の依頼メールからログイン
- データシェアの「承認画面へ」を選択
- オーナーを確認して承認
となります。
オーナーがメンバーを追加したい場合は、月の途中であっても、オーナーを含む最大5回線まで招待が可能です。
招待を新たに受けたメンバーは翌月からデータシェア開始となり、データシェア利用中のメンバー全員に月額利用料が発生します。
月の途中で、グループ(例:下図グループB)のオーナーがグループを解散、もしくはグループ内のメンバー全員が脱退した場合、そのグループは翌日に解散となり、データシェアのご利用が終了します。
その場合、解散となった日より、別のグループ(例:下図グループC)を作成するか、別のグループから招待を受けることが可能になります。
その際も、データシェアの利用中のメンバー全員に月額利用料が発生します。
グループ解散の条件としては
- オーナーがグループを解散
- メンバー全員がグループを脱退
の2つとなります。
オーナーはメンバーズステーションでグループを解散することが可能ですし、メンバーはメンバーズステーションにてグループを脱退することが可能です。
データシェアの残容量は、楽天モバイルSIMアプリの「残容量詳細」で確認することが可能です。
「楽天モバイル SIMアプリ」のAndroid版はコチラから
楽天モバイルの格安SIM回線とWiMAX回線の料金比較
では、WiMAX回線と比較した場合、楽天モバイルはお得なのでしょうか?
楽天モバイルの各料金プランと、WiMAX回線を扱うプロバイダの月額基本料金を比較した表が以下のようになっています。
月額基本料金 | |
---|---|
楽天モバイル | ベーシックプラン:525円 3.1GBプラン:900円 5GBプラン:1,450円 10GBプラン:2,260円 20GBプラン:4,050円 30GBプラン:5,450円 |
GMOとくとくBB | ギガ放題プラン:4,263円(2ヶ月目まで3,609円) 通常プラン:3,609円(7GB) |
BroadWiMAX | ギガ放題プラン:3,411円(2ヶ月目まで2,726円、25ヶ月目以降は4,011円) ライトプラン:2,726円(25ヶ月目以降3,326円) |
楽天モバイルの特徴としては、やはり月間のデータ通信量に合わせて、細かく料金プランが分かれていることです。
自身の利用するデータ通信量に合わせて、いつでもプランの変更が可能となっている点が嬉しいですよね!
一方で、WiMAX回線を提供するプロバイダでは、特にお得な料金設定となっている
- GMOとくとくBB
- BroadWiMAX
を比較対象として挙げました。
確かに、GMOとくとくBBとBroadWiMAXには、楽天モバイルのような細かい料金プランは存在しませんが、「ギガ放題プラン」と呼ばれる実質的に月間のデータ通信量が無制限となる料金プランが設定されています。
楽天モバイルのプランで言うところの「20GBプラン」に相当する利用料金で、こうした「無制限」プランが利用可能なのはWiMAX回線の強みと言えます。
また、WiMAX回線は、プロバイダごとの契約時の高額なキャッシュバックキャンペーンが大きなメリットです。
GMOとくとくBBでは、なんと最大で31,000円ものキャッシュバックキャンペーンを実施しており、ひと月あたり1,300円近くも月額料金が安くなる計算になります。
さらに、GMOとくとくBBやBroadWiMAXなどのWiMAX回線では、端末代の割引が適用されて0円となっています。
一方で、楽天モバイルはルータにもよりますが、最大で約月額985円の端末代金が発生してしまいます。
つまり、料金がお得で、ネットをたくさん使いたいという方は、断然WiMAX回線のGMOとくとくBBやBroadWiMAXがおすすめだということが分かります。
確かに、ネットをあまり使わないという場合にはGMOとくとくBBやBroadWiMAXにはない、3.1GBプランなどの選択肢もあって、楽天モバイルは便利かもしれません。
しかし、料金プランだけを見て、すぐに判断するのは禁物です。
ネックになるのは、先ほどご説明した端末代金です。
楽天モバイルのデータ通信のみを契約した場合、SIMフリー端末でドコモの電波に対応していればどの端末でも使用することができます。
しかし、もし買い替える時期と重なった場合には、端末をセットで購入することもあるかもしれません。
その時に気を付けたいのが端末分割金を毎月負担することです。
WiMAX回線のGMOとくとくBBやBroadWiMAXでは、端末代金が無料であることを考えると、楽天モバイルはそれほど月額料金がお得ではないことになってしまいます。
端末をセットで検討している方は、一度考えなおして、総合的に料金を見比べることをおすすめします。
楽天モバイルのメリットをWiMAX回線と比較すると…?
次に、WiMAXと比較するために、楽天モバイルのメリットとなる点を挙げていきます。
楽天モバイルの長所とWiMAX回線のGMOとくとくBB・BroadWiMAXを比較していきましょう。
安定した通信エリア
ポケットWi-Fiを使う時にやはり一番大切なのは、使用できるエリアについてです。
快適にネットを使うためにはエリアの確認がとても重要なので、一番にチェックしたいポイントです。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルは、ドコモと同じLTE回線ですので、通信エリアや通信品質については定評があります。
山間部や地方の端の方であっても、電波が届かないといった心配はありません。
また、室内や地下のエリアに強いのはLTE回線とされています。
WiMAXの場合
WiMAXで利用できる回線は、WiMAX2+とau 4GLTEのふたつです。
楽天モバイルで使用されているエリアと比べると範囲は少々劣ります。
しかし、自分がメインで使う場所をきちんと確認して、エリア内であれば快適にネットを使うことができます。
一つ注意しなければならないのは、WiMAXでau 4GLTEを使うと、ギガ放題プランであっても毎月7GB制限がついてしまうということです。
また、LTEオプション料金として月額でおよそ1,000円が発生していしまいます。
そのため、毎月10GB以上の通信をしたいという場合は、WiMAX2+の利用をすることになります。
WiMAXは、室内であれば少し置く位置を移動してみるなどの工夫で電波が入るようになります。
しかし、地下には弱いとされています。
通信速度
楽天モバイル、WiMAXの両方に言えることですが、利用者が少ない・多いという「時間帯」に応じて通信速度が変わるということが前提となります。
楽天モバイルの場合
通信回線速度は安定しているものの、格安SIMサービスの電波はどうしても大手通信事業者のスマートフォンの回線と比べると遅くなってしまいます。
WiMAXの場合
WiMAX回線の早さは楽天モバイルよりも優れています。
スマホ程度の速度が出れば満足という場合であればそれで良いですが、ポケットWiFiを使う時に通信速度はとても大切であるため、WiMAX回線の方が優位に立つ結果だと言えます。
通信制限
楽天モバイルには、どのプランにおいても月間の通信量に制限が設けられています。
一方で、WiMAX回線は7GBの制限プランはあるものの、ギガ放題プランでは月額の通信量に制限をかけていません。
また、楽天モバイルとWiMAX回線のどちらにおいても短期の通信速度制限(3日間)が設けられています。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルには3日間の速度制限がありますが、20GBや30GBのプランには3日間の制限が設定されていません。
ただし、WiMAX回線のギガ放題プランの実質料金と比べても高いことから、短期の通信速度制限がないのは当然という考え方もできます。
WiMAXの場合
WiMAXにも3日間制限があり、7GBプランは1GB、ギガ放題は10GBで通信制限がかかります。
しかし、ギガ放題の短期速度制限である3日間で10GBというのは、大量のデータを扱わない限り到達しにくいです。
そのため、かなり良心的な設定にされていると考えて良いです。
契約期間の違い
契約期間についても2社のシステムは大きく異なっています。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルでポケットWiFiを契約するにはデータSIMサービスを選ぶという流れになります。
この「データSIM」プランは契約期間がないので、いつ解約しても違約金が発生しません。
つまり、最低利用期間0ヶ月、契約解除手数料0円となります。
契約期間の縛りがないのは嬉しいポイントですが、そんなに早く乗り換えるということは少数だと考えられます。
ですので、特別メリットに感じられない場合もあります。
ポケットWiFiの利用が初めてで、安心のために縛りがないプランが良いという方や、引っ越しの予定がある方向きです。
ただし、2年契約となる場合もあるので注意が必要です。
- 通話もできる「通話SIM」プランは最低期間が12ヶ月で、契約解除料が発生
- 特定の機種を分割で契約した場合は2年契約
WiMAXの場合
WiMAXの契約期間は2年間です。
何らかの事情で契約中に解約をすると契約解除料が発生します。
引っ越しなどの予定が分かっている場合は計画的な契約を心掛ける必要があります。
その他のメリットについて
楽天モバイルとWiMAXを比較してきたことで、それぞれの内容が分かってきたはずです。
そこで、楽天モバイルだけが持つメリットを挙げていきます。
楽天ポイントを貯めることができる
楽天モバイルを利用すると、毎月の支払いで100円につき楽天スーパーポイントが1ポイント付与されます。
また、楽天カードや市場アプリ、楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカードを利用することで楽天ポイントが2倍から15倍付与されます。
また、楽天カードへの新規入会で2,000円相当のポイントが、楽天モバイル通話SIMへの申し込み&月々の支払いを楽天カードに設定することでさらに2,000円相当のポイントがもらえます。
さらにさらに、楽天カードを1回利用することで、6,000円相当のポイントももらえますので、合計でなんと10,000円分のポイントが手に入ってしまうのです!
今は自宅にいながらなんでも揃うネットショッピングを利用する方が増えているため、楽天ポイントを貯めたいという方は多いはずです。
貯まった楽天ポイントは、商品の購入に充てることができるほか、楽天モバイルの料金の支払いに1ポイント1円から使うことが可能です。
キャンペーンが豊富
契約をするにあたってキャンペーンは重要なポイントです。
楽天モバイルは紹介するだけでポイントが付与されるなど、割引のキャンペーンが豊富です。
2回線目の月額料金が3ヵ月間無料になるなど、目を引くようなキャンペーンが行われており、公式サイトには過去のキャンペーンの内容が掲載されています。
結論:楽天モバイルとWiMAX回線なら…?
さて、ここまで楽天モバイルとWiMAX回線を比較してみてきましたが、いかがでしたでしょうか。
確かに楽天モバイルは、利用するデータ量に応じた柔軟な料金プランや、楽天全体のサービスを生かしたお得なキャンペーンが存在しています。
しかし、WiMAX回線のメリットは通信料金の安さや端末代金無料のサービス、そして極めつけはやはり「ギガ放題プラン」の存在でしょう。
ポケットWiFiにおいて、通信量を気にすることなく利用できることは大きなポイントになってきます。
ですから、楽天モバイルとWiMAX回線のどちらを選ぶべきかと言われたら、やはりWiMAX回線を選ぶべきです。
一番お得にWiMAX回線を契約するための手順について
ここまで記事を読んでくださった方々の中には
「これだけメリットが多いなら、WiMAX回線でポケットWiFiを契約しようかな…」
と考え始めた方も多いのではないでしょうか。
通信無制限のポケットWiFiの中でも最もおすすめできるWiMAX回線ですが、こちらは申し込みの方法に注意をすることで、金銭的な面においてもお得に利用することができます。
次は、その方法についてを紹介しましょう。
まず、WiMAXを申し込むためには、契約プラン、モバイルルーター、プロバイダの三つのポイントを重視して選択すべきです。
結論から言ってしまうと、以下のようにしてポケットWiFiを契約するのが一番おすすめの方法になります。
- プロバイダ…GMOとくとくBB
- 契約プラン…ギガ放題プラン
- モバイルルーター…Speed Wi-Fi NEXT W06
なお、お得に利用をする上ではキャッシュバックキャンペーンを利用することになるのですが、価格ドットコムなどの特定の紹介サイトを経由してしまうとキャッシュバックの条件や解約条件が変わってしまうことがあるようです。
なので、購入する際にはそれらのサイトを経由することなく、それぞれのプロバイダの公式サイトから申し込むようにすると、条件が分かりやすくなりますので、以下から申し込むようにしましょう。
それでは、それぞれについてを細かく紹介していきたいと思います。
プロバイダを決める
まずは、プロバイダの選択です。
プロバイダは、ダントツでGMOとくとくBBがおすすめです。
やはり、最大31,000円の高額キャッシュバックがあるために、かなりお得に利用することができる点がオススメです。
キャンペーンの対象は、公式サイトから「GMOとくとくBB WiMAX2+ 接続サービス」を申し込んだ方ですので、基本的にポケットWiFiを契約する方全てが対象となります。
キャッシュバック特典の受取としては
- 指定口座確認の案内メール送信
- 振込先登録
- キャッシュバック特典の振込み
といった流れになります。
唯一注意しなければならないのは、キャッシュバック特典は端末発送月を含む11ヶ月目に基本メールアドレス宛にキャッシュバック特典の振込に関する指定口座確認の案内メールが送信され、返信があった翌月末日(営業日)に指定の口座に振り込まれることです。
つまり、11ヶ月もの間、キャッシュバック特典について忘れないようにしなければなりません。
きちんとキャッシュバック特典の受取り手続きに対応しなければ、GMOとくとくBBをお得に利用することはできませんので注意してください。
とはいえ、他のプロバイダの提供するキャッシュバック特典も同様の手続きが必要ですので、その点でプロバイダを変更する、ということは必要ないです。
学生なら最大で35,000円のキャッシュバックキャンペーン!
また、先ほど紹介したキャッシュバックキャンペーンと併用することはできませんが、学生・教職員であれば、最大で35,000円のキャッシュバックを受けることが可能です。
対象となるのは、「とくとく学増対象者」と呼ばれる、18歳以上で日本国内の以下に該当する学生及び教職員となります。
- 大学・高等専門学校・専門学校の学生
- 上記の教育機関への入学許可を得て進学が決定した生徒
- 大学受験予備校に在籍する学生
- 小・中・高・大学・専門学校の教職員
詳しくは、公式サイトを参考にしてください。
キャッシュバックの受け取り方は、先ほどのキャッシュバック特典と同様の受け取り方になります。
11ヶ月後のメールに返信する必要がありますので、忘れないでください。
そのほかのプロバイダはおすすめなのか
なお、それ以外のプロバイダに関しては、GMOとくとくBBと同じように手続きが必要なのにも関わらず、速度などのサービスが全く同じで、値段だけが高くなっているというような会社がほとんどなので、わざわざそちらを利用する理由というのがありません。
なので、最もキャッシュバック料金が高くなっているGMOとくとくBBを選ぶのが一番だと言えるのです。
今現在は買い時である
なお、2019年2月現在、GMOとくとくBBでは高額のキャッシュバックを受け取ることが可能になっていますが、このキャンペーンがいつ終了するかは分かっていません。
そもそも、WiMAX回線の運営元であるUQコミュニケーションズが基地局を一気に拡大するための多額の投資を行った結果、会員数増加の必要性が一時的に高まり、そのための策として用意されたのがキャッシュバックキャンペーンだったのです。
そして、たったの1年間で総会員数が1,000万から2,000万に急増させることに成功しました。
それがキャッシュバックキャンペーンのおかげであるかどうかはさておき、既にWiMAXの知名度は2015年度と比較しても格段に高いものになりました。
そのため、会員数を増やすために行ったキャッシュバックキャンペーンをこれ以上続ける必要性がかなり薄れてしまっているのです。
今すぐ、突然にキャッシュバックキャンペーンが撤廃されることはないでしょう。
しかし、これから徐々に減額されていくこともありえますので、ポケットWiFiはキャッシュバックが実施されている今現在が、非常に買い時だと言えるでしょう。
機種を決める
最後に決めるのは、WiFiルーターの機種です。
GMOとくとくBBでは、ルーターは全部で6機種ありますが、新しい機種の方が当然使いやすくなっています。
オススメは、最新機種である「Speed Wi-Fi NEXT W06」です。
この機種は下り通信速度が最大で1.2Gbpsの高速通信に対応しており、動画視聴も快適に行えます。
また、高性能ハイモードアンテナ搭載で、従来では繋がりにくかった場所でも、基地局からの電波をしっかりキャッチします。
さらに、スマホなどのWiFi機器の位置を検知し、狙って電波を送信する「TXビームフォーミング機能」に対応しており、より安定した通信を実現しています。
利用シーンに合わせて
- ハイパフォーマンス:とにかく高速通信を楽しみたい!動画再生時にも快適
- スマート(初期設定):スピードと電池持ちをバランスよく使いたい!
- バッテリーセーブ:スピードは必要としないが、長時間使用したい! 出先でのメールの送受信や長時間の外出時などに最適
の3つのパフォーマンスモードを搭載しています。
専用アプリでスマホからも楽々操作ができ、ルーターの状態や設定の変更が可能です。
モバイルルーターについてより詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてはいかがでしょうか?
また、もし以前契約していたポケットWiFiのルーターが残っている場合は、高値で売却できる可能性があります。
ネットオークションで売却すれば、10,000円程度の相場がついている端末もあります。
以下の記事を参考にして、ご自分のルーターが高く売れないかどうか確認してみてはいかがでしょうか?
なお、クレードルやUSBケーブルに関しては、必要であれば購入した方がいいと思います。
ですが、公式ホームページで販売している物はかなり高値になっており、それ以外の場所で購入した方がはるかに安くなりますので、購入するのであれば別のところで買うようにしましょう。
クレードルの必要性に関してもっと知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ポケットWiFiを選ぶ時は、ネットの使用量や、料金をはじめとするサービス内容で選ぶことが基本となります。
楽天モバイルは楽天のネット通販などを良く利用とするという方は身近に感じると思います。
しかし、契約を検討する時は、微々たるポイントに惑わされず、総合的な実質の料金で考えることが大切です。
速い通信速度が重要だと感じる方や、料金プランがシンプルなものが良いという方にはWiMAX回線、そしてプロバイダはGMOとくとくBBをおすすめします。
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