ソフトバンクのポケットWiFiはなぜオススメできないのか?
スマートフォンなどのデータ通信端末でモバイルデータ通信を利用している方の中には、月間の通信制限にかかってしまい不便な思いをしたことがある人も少なくないのではないでしょうか。
そんな時に便利なのがポケットWiFiですよね。
ポケットWiFiは工事が不要で、自宅でも外出先でもスマホやタブレット、PCなどのWiFi対応機器でネット接続が簡単な設定で出来る非常に便利なものです。
しかし、ソフトバンクのポケットWiFiを使いたいと思っている方の中には、
「料金プランにはどんなものがあるの?」
「ソフトバンクユーザーならではの割引はあるの?」
といった疑問が浮かんでいて迷ってしまっている、という方も少なくないでしょう。
今回は、こうした疑問に答えるためにソフトバンクのポケットWiFiを紹介をしていきます。
しかしながら、先に結論を述べてしまうと、ソフトバンクのポケットWiFiはオススメできるとは言えません。
この記事では、ソフトバンクのポケットWiFiがおすすめできない理由を述べるだけでなく、それぞれのポケットWiFiの提供会社を比較し、その中から一番オススメを紹介したいと思います。
今回は、ポケットWiFiとは持ち運んでWiFi通信が可能となる端末のことを指し、ポケットWiFi自体はワイモバイル株式会社の登録商標となっていることを事前に断っておきます。
ソフトバンクのポケットWiFiがおすすめできない理由
ソフトバンクは、携帯端末を販売している大企業の一つであることは間違いありません。
携帯電話会社として十分な実績を持っている会社ですが、ポケットWiFiに関しては必ずしも信頼できるとは言えません。
その他の会社の提供するポケットWiFiと比較をすると、三つの点でおすすめができない理由があるのです。
- 通信データプラン等のサービス自体が中途半端
- 最低品質の通信回線を使わされる可能性が非常に高い
- サービス内容や利用規約が頻繁に変更されてしまう
これらの三つがその理由です。
では、これらをそれぞれに詳しく見ていきたいと思います。
サービス自体が中途半端
サービス自体が中途半端、と述べましたが具体的には二つの点で中途半端と感じる部分があります。
一つ目はデータ容量無制限のプランが用意されていない点です。
ポケットWiFiデータ容量は通常、使用速度が無制限のプランか、一定の通信量(多くは7GB)により使用速度が制限されるプランという二つのプランが用意されています。
しかしながら、ソフトバンクには後者の通信容量が制限されているプラン契約しかできないのです。
4G/LTEデータし放題フラット | 基本使用料 (2年契約時) | 4,196円/月 (2年契約未加入時は5,196円/月) |
---|---|---|
4Gデータ通信基本料 | 月額使用料 | 500円/月 |
無制限プランにもデメリットはもちろんあるのですが、どちらかといえば制限されるプランの方がデメリットは多いです。
特に通信使用速度が制限されてしまう点は非常に大きなデメリットとなってしまいます。
使用するのにもストレスを感じてしまうようなレベルになってしまいますので、高速WiFiを利用したいのであれば無制限プランを選んだ方が無難だと言えるのです。
なお、最大のデータ容量である7GBは、ホームページ7,200ページ分、動画4時間30分、音楽のダウンロードならば255曲分程度の容量しかありません。
携帯の利用ならばともかく、PCに接続したりするとあっと言う間に消費してしまうような通信量なのです。
これだと、仕事用にポケットWiFiを使うのにはソフトバンクのものではかなり不便に感じることが多いのではないかと考えられますね。
二つ目は最大速度が他社のサービスと比較して最低レベルであるという点です。
いわゆる下り最大通信速度というものですが、この速度が他社が用意している最大の速度で440Mbpsとなっているのですが、ソフトバンクはなんと187.5Mbpsという数値となっています。
キャリアアグリゲーションにより高速化した「SoftBank 4G LTE通信」と「SoftBank 4G通信」が両方使える「Hybrid 4G LTE通信」に対応していると謳っていますが、それでも他社の半分程度しか出ていません。
携帯電話市場ではとにかく№1にこだわるソフトバンクですが、このような中途半端なサービスになってしまうくらいにポケットWiFiのサービスには全然力が入っていないことが良く分かりますね。
品質の低い通信を使わされる可能性が非常に高い
ソフトバンクでは、ユーザー側の事情ではなくソフトバンク側の事情で通信量を制限するために、勝手にデータ内容が省略されてしまいます。
そのために動画や写真を開くときに時間がかかってしまったり、他社の通信に比べて画質が悪くなってしまうというような悪影響が出てしまっているようです。
それらに関しては公式ホームページ上にも注意書きとして書かれています。
その中でも最も大きな注意点は、通信制限を受けていない時でも一定の条件を満たしてしまえば通信速度を抑制されてしまうことになってしまう点です。
つまりは、動画や写真関係の操作を行うときには通信速度が遅くなってしまうことが多いと考えた方がいいでしょう。
さらに言えばスマホでのアプリゲームなどを行う際にソフトバンクのポケットWiFiを経由していると、ゲームデータに不具合が発生するという事例もあるようです。
これらの現象はソフトバンク側の説明では通信などの「最適化」をするためと述べています。
最適化と聞くと一見するともっともらしい良い印象を受けますが、実態としてはソフトバンク側の通信量を抑えるためにパケットを勝手に省略したり、圧縮したりすることであり、常に劣化しているコンテンツしか見られないということに他なりません。
ネットを利用する大半の方が画像や動画データを利用するのではないかと思いますが、これらの主要コンテンツに支障をきたしてしまいますので、画像などを気にされる方などには特におすすめすることができないと言えるでしょう。
サービスの内容や利用規約が頻繁に変更される
どのような変更があったか、などをリスト化すると非常に膨大な量になってしまいますので、具体的に多くは挙げません。
最近のものを一つ紹介しますね。
昨年末に宅内機器を設置するだけですぐにつながる使い放題の高速インターネットサービスを開始しました。
しかし、わずか4か月で規約改定を行って今後はヘビーユーザーに対して、通信を抑制するとの発表を行ったのです。
無制限を取り消したと言っても過言ではありませんね。
このようなサービス内容の突然の変更はソフトバンクでは頻繁に行われています。
実際にその変更によって解約をした人もいらっしゃいますし、騙されたと感じた方もたくさんいらっしゃるようです。
そのようなユーザーのことを顧みない変更が行われる可能性があると考えると、会社として信用できないと思っても仕方ありませんね。
契約をしてから変更されてしまうとデメリットしかありませんので、こちらは特におすすめできない理由となります。
唯一のメリット
上記に挙げた通り、あまりおすすめすることが出来ない理由はたくさんありますが、唯一のメリットとして挙げられるのは、割引やプレゼントがもらえるキャンペーンが多い事です。
特にキャンペーンは抽選で賞品がもらえるものが多く、期間限定割引も他社に比べると積極的に行っているので、それらを見れば非常に優れていると感じるかと思います。
その中でも、Pocket WiFi特別キャンペーンは「4G/LTEデータし放題フラット」もしくは「4Gデータし放題フラット+」に加入すると、基本使用料および4Gデータ通信基本料が割引される、というお得なものです。
ですが、前述した通り様々なデメリットもあり、注意書きや規約などをしっかりと読んでから申込みを行わなければ、騙されてしまうことにもなりかねません。
契約をする際には事前に情報を集め、店員さんなどにも確認してから申込みをした方がいいといえるでしょう。
ポケットWiFiを選ぶ基準とは…?
上述した通り、ソフトバンクのポケットWiFiはあまりおすすめをすることはできません。
では、ポケットWiFiを契約するのならばどれを選べばいいのでしょうか。
まず最初に結論を行ってしまえば、「UQ WiMAX」の「W04」もしくは「WX03」のどちらかが非常におすすめです。
これらがなぜおすすめなのか、次はそれらを紹介していきましょう。
理由としては端的に4つのことが挙げられます。
無制限での利用が可能、速度制限にかかりにくくなっている、操作が非常に簡単なこと、そしてコストパフォーマンスがどの会社と比べても一番高いという点です。
中でもコストパフォーマンスに関しては後述する「Broad WiMAX」「3WiMAX」のどちらかを経由することで最高の条件で利用することができるようになります。
そもそも、ポケットWiFiはサービス提供元の会社によっては速度制限がかかる条件や、料金などが全く違い、それぞれに大きな差が生まれます。
2017年現在ではポケットWiFiを提供する会社は5社のみです。
これらを四つのポイントで比較することによってどこが一番いいか、ということを結論付けてみました。
その四つのポイントはデータ容量、速度制限、月額通信料金、高速通信できるエリアとなっています。
データ容量
データ容量に関してはたくさん使える方がいいに決まっていますね。
ですが、容量の大きさを見るよりは無制限か、それ以外かという違いを見た方がいいです。
制限が設けられているか、設けられていないか、これだけでもかなり大きな違いとなります。
上述した通り、無制限プランにもデメリットは存在しますが、月間の使用量で制限がかからないようになりますので、通信制限をかけられてしまうことを恐れなくても済みます。
速度制限がかかってしまうと、ストレスを感じてしまうほどに通信が遅くなってしまうので、無制限にするのが無難です。
もちろん、無制限でなくとも大丈夫ですがポケットWiFiを選ぶ際には自分が無制限で使いたいかどうか、どの会社が無制限プランを提供しているのか、その2点をしっかりと確認しておきましょう。
なお、無制限での利用が可能なのは、「au」「Y!mobile」「UQ WiMAX」の3社だけです。
残りの2社、「docomo」と「ソフトバンク」にはデータ容量制限のあるプランしかないので注意をしましょう。
速度制限について
実はいくら無制限プランと言っても、速度制限を受けてしまうことがあります。
そのような場合には月間制限ではなく、短期制限がかけられてしまう場合となるのですが、上記に挙げた3社「au」「Y!mobile」「UQ WiMAX」の場合ですと、「au」と「UQ WiMAX」が3日間で10GB、「Y!mobile」のみが3日で3GBとなっています。
ちなみに、「ソフトバンク」のみが短期制限がかかったときにも月間の通信速度制限と同じ128kbpsとなってしまいます。
そのうえ、短期制限が3日で1GBというかなりの少量となってしまっているので、注意をすべきだと言えるでしょう。
無制限プランとなっている「au」「Y!mobile」「UQ WiMAX」の3社の場合には短期制限だけに注意を払えばいいのですが、その際の速度は「au」「UQ WiMAX」が18時から深夜2時までは1Mbpsとなっており、「Y!mobile」のみが終日128kbpsとなっています。
これらの違いは非常に大きな点です。
1Mbps もあればYoutubeの動画も十分に見れるくらいの速度になりますし、制限がかかる条件も10GBとかなりの量になっていますので、よっぽどのことが無い限りは短期制限を受けることはありません。
ですので、これらの点からみると「au」「UQ WiMAX」のどちらかを選べばいいと考えられると思います。
ちなみにこの二つの違いですが、サービス自体はほぼ同じで、割引料金があるかどうかという点にしか違いがありません。
割引料金があるのは「UQ WiMAX」であり、こちらを選べば他のポケットWiFiと比較をしてもかなりの割安で利用することができるので、「UQ WiMAX」がおすすめだと言えるのです。
月額通信料金について
月額通信料金に関しては、だいたいどこの会社も同じです。
もちろん、無制限のプランと制限が設けられているプランとでは無制限のプランの方が高くはなりますが、ほんの数百円程度です。
それよりも注意しなければならないのは、「docomo」の値段です。
上述した通り「docomo」は無制限のプランは用意されていないのですが非常に高い値段になってしまうのです。
さらに言えば、「docomo」ユーザー独自の割引なども全く用意されていないので、価格面ではほとんど優遇される点がないと言えるでしょう。
他の会社に関しては月額通信料金自体はほとんど同じですが、割引料金に違いがあります。
その中で一番お得になるのが「WiMAX」です。
こちらは「3WiMAX」を通して契約をすることによって2年間で3万円弱もお得になります。
それ以外の「ソフトバンク」や「au」などのセット割などでは、月額1,000円程度しか割引が無く、同じ2年間という期間であっても24,000円くらいです。
以上の点から、月額の基本使用料に関しても割引を含めて考えれば「WiMAX」がおすすめであるということが分かりますね。
また、「WiMAX」の割引に付け加えておくと、「au」ユーザーであれば「auスマートバリューmine」という割引を受けることができるようになっています。
「au」ユーザーでもポケットWiFiを選ぶ際には「WiMAX」を選んだ方が割引されると指摘できます。
高速通信できるエリアについて
高速通信対応エリアが広ければ広いほど、使用する際の利便性は圧倒的に高くなります。
通信速度については実はどこの会社でもそこまで大きな違いはありません。
公式ホームページなどに記載されている最大速度に関しては、あくまでも理論上の数値であって、最高の状況が整っていることで、技術的に出すことが出来得る最速の速度です。
なので、実際にその速度がでることはほとんどなく、参考程度にする数値でしかありません。
なお、高速通信に関しては実測値を見るのが一番ですが、実測値でも最速になっているのが「WiMAX」で、公式ホームページの紹介に寄れば100Mbps となっており、こちらの速度は光回線と同程度の速度となっています。
ですが、このような速度が出るエリアは限られています。
現在では首都圏の一部のエリアに限られており、それ以外のエリアで使用される方であればあまり気にしなくともいいでしょう。
また、高速通信以外のエリアに関しては、各社ともに提供エリアの拡大にかなりの力を入れています。
どのエリアで自身が購入するポケットWiFiが使用できるかということは、それぞれの公式ホームページからでもサービスエリアをチェックすることができます。
自身のWiFi利用環境である自宅や職場がエリアの範囲内にあるかどうかをしっかりとチェックしておくようにしましょう。
おすすめのポケットWiFiは?
上記に挙げた四つのポイントから考えると、やはり一番おすすめのポケットWiFiはWiMAXとなります。
月間での無制限通信の利用が可能で、短期制限も3日間で10GBという破格の大容量となっており、その上速度制限を受けたとしても実測値が1Mbpsと全く不便を感じないレベルにしかなりません。
このように非常に便利な点が多いだけではなく、割引料金も他社と比べれば最も高い値段となっていますので、そちらも含めておすすめのポケットWiFiだと言えるでしょう。
よって、おすすめのポケットWiFiは「WiMAX」となります。
むしろ、他のポケットWiFiはあまり選択肢にはならず、「WiMAX」のみが唯一の選択肢だと思っても構いません。
ですが、ここで一つだけ注意すべき点があります。
割引に関しては、特定の条件、手順を満たしておかないと十分な割引を受け取ることができなくなってしまう可能性がありますので、次はその手順についてを紹介していきたいと思います。
お得にWiMAXを契約をするために知っておくべき手順
通信無制限のポケットWiFiの中でも、最もおすすめできるWiMAXですが、こちらは申し込みの方法に注意をすることで金銭的な面においてもお得に利用することができます。
次は、その方法についてを紹介しましょう。
まず、WiMAX回線を利用するためには、契約プラン、モバイルルーター、プロバイダの三つのポイントを重視して選択すべきです。
結論から言ってしまうと、以下のようにしてポケットWiFiを契約するのが一番おすすめの方法になります。
- プロバイダ…Broad WiMAX or 3WiMAX
- 契約プラン…ギガ放題プラン
- モバイルルーター…Speed WiFi NEXT W04 or Speed WiFi NEXT WX03
なお、お得に利用をする上ではキャッシュバックキャンペーンを利用することになるのですが、特定の紹介サイトを経由してしまうとキャッシュバックの条件や解約条件が変わってしまうことがあるようです。
なので、購入する際にはそれらのサイトを経由することなく、それぞれのプロバイダの公式サイトから申し込むようにすると、条件が分かりやすくなりますので、そちらから申し込むようにしましょう。
それではそれぞれについてを細かく紹介していきたいと思います。
プロバイダを決める
まずは、プロバイダの選択です。
プロバイダはBroad WiMAX、もしくは3WiMAXがおすすめです。
どちらのプロバイダもともに、高額キャッシュバックがあるために、かなりお得に利用することができる点がオススメです。
Broad WiMAXの場合は、以下の条件を満たすことが求められますが、総額18,857円の初期費用のキャッシュバックを受けることが出来ます。
- Webフォームからお申込み
- 月額最安プランをクレジットカード払いにてお申込み
- 安心サポートプラス・My Broadサポートのオプションに加入(商品到着後の解約可能)
こちらの条件さえ満たしてしまえば、契約後の手続きなくキャッシュバックを受け取ることが出来ます!
また、Broad WiMAXは最新端末も含めたすべてのWiMAX端末が0円となるキャンペーンも行っています。
これで価格を気にすることなく最新機種である、「Speed WiFi NEXT W04」や「Speed WiFi NEXT WX03」を選択することが出来ますね!
さらに、WiMAX端末を2台利用する方には、2台目の初期費用を10,000円割引して利用することが出来るキャンペーンも実施されています。
これで、1台は外出先でのWiFi利用に、2台目は自宅で家族のWiFi利用に、なんて使い方が可能になりますね!
こうしたキャンペーンが充実しており、キャッシュバックの受け取りに煩雑で忘れやすい手続きのないBroad WiMAXはプロバイダとしてオススメだと言えるでしょう。
3WiMAXに関しても同様に高額キャッシュバックが受けられます。
こちらは、キャッシュバック額がBroad WiMAXよりも10,000円以上も高い28,000円となっています。
しかしながら、キャッシュバックを受け取るための条件が少し面倒になっているのも事実です。
- 回線契約時に安心サポートプラス,My SSサポートのオプションに加入(商品到着後の解約可能)
- 期間中に当サイトよりご契約いただいた場合に適用となります
- 3WiMAX開通月から13ヶ月目にサービスご利用中であることが確認できた方へ指定のエントリーフォームからのお手続きが完了された方
オプションへの加入や公式サイト経由での契約、といった条件は契約時に満たせる条件ですので問題ないかと思います。
しかし、注意点となるのは最後の条件である「3WiMAX開通月から13ヶ月目にサービスご利用中であることが確認できた方へ指定のエントリーフォームの入力」です。
正直言って、契約してから13ヶ月後にキャッシュバックに必要な手続きのことを覚えていられるでしょうか?
この手続きのせいでキャッシュバックを受け取ることが出来ない可能性も出てきますよね…
キャッシュバックを利用しないでプロバイダを利用しても、まったくお得には利用することが出来ません!
もしも、「自分は絶対に忘れないから少しでもキャッシュバック金額の多いプロバイダがいい!」とお考えの方は3WiMAXを選んでみてください!
また、3WiMAXに関してもBroad WiMAX同様に端末代金無料キャンペーンは実施していますので、その点はご安心を。
そのほかのプロバイダはおすすめなのか
なお、それ以外のプロバイダに関しては、3WiMAXと同じように手続きが必要なのにも関わらず、速度などのサービスが全く同じで、値段だけが高くなっているというような会社がほとんどなので、わざわざそちらを利用する理由というのがありません。
なので、キャッシュバック料金が高くなっている3WiMAX、もしくは手続きが無くて簡単にキャッシュバックを受け取ることができるBroad WiMAXのどちらかから選択をするのが一番だと言えるのです。
今現在は買い時である
なお、2017年5月現在、各社ともに高額のキャッシュバックを受け取ることが可能になっていますが、このキャンペーンがいつ終了するかは分かっていません。
そもそも、WiMAXの運営元であるUQコミュニケーションズが基地局を一気に拡大するための多額の投資の結果、会員数増加の必要性が一時的に高まりました。
そのための策として用意したのが高額のキャッシュバックのキャンペーンです。
そして、たったの1年間で総会員数が1,000万から2,000万に急増させることに成功しました。
それがキャッシュバックキャンペーンのおかげであるかどうかはさておき、既にWiMAXの知名度は2015年度と比較しても格段に高いものになりました。
そのため、会員数を増やすために行ったキャッシュバックキャンペーンをこれ以上続ける必要性がかなり薄れてしまっているのです。
今すぐ突然にキャッシュバックキャンペーンが撤廃されることはないでしょう。
しかし、これから徐々に減額されていくこともありえますので、キャッシュバックが実施されている今現在が非常に買い時だと言えるでしょう。
契約プランを選択する
次に、契約プランですがこちらは二つのデータプランが用意されています。
一つ目は、ライトプランです。
Broad WiMAXの場合は低価格なプランになっています。
データ通信量が月単位で7GBを超えてしまうと、速度制限がかかり128Kbps となってしまいます。
二つ目のギガ放題プランは、Broad WiMAXの場合はと少々高くはなります。
しかし、こちらはデータ容量の月間制限が無いために、制限を気にすることなくネットを利用することができます。
一見すると、通常プランの方が月額料金が安くてお得のように感じるかもしれませんが、月間の通信制限があります。
今回は無制限で利用することができるものを紹介していますので、おすすめするのはギガ放題プランです。
なお、通信速度制限が気にならないという方であっても、やはりおすすめなのはギガ放題です。
7GBは動画を4.5時間だけを見るくらいで消費してしまうほどで、多いようで実際には少ない量となっています。
加えて、途中で料金プランを変更することも可能ですので、とりあえず通常の7GB制限プランにするのも良いかもしれません。
しかし、やはり高速通信回線が使い放題のギガ放題プランが使いやすいと言えますので、そちらをおすすめします。
ちなみに、公式サイトを見ると小さな文字で「料金プランに関わらず、混雑回避のための速度制限(3日間で10GB以上利用時)があります」と書かれています。
「え、速度制限ってギガ放題プランでもあるんじゃん…」
と思った方、大丈夫です!
詳しい説明は下の記事で解説していますが、通常の利用であれば3日で10GBの速度制限は全く気にする必要がありません!
この短期速度制限に関して詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね!
機種を決める
最後に決めるのは、WiFiルーターの機種です。
WiMAX回線対応端末は全部で5機種ありますが、新しい製品の方が当然使いやすくなっています。
中でも、WiMAX2+対応ルーターとなっている「Speed WiFi NEXT W04」と「Speed WiFi NEXT WX03」 がおすすめです。
これらは最大通信速度が440kbpsとなっており、バッテリー容量もかなり大きくなっているので、それ以前の機種と比較しても圧倒的に使いやすくなっています。
なお、これらの内のどちらを利用すべきか、というところで次は悩むと思います。
違いとしては、W04がハイスピードプラスエリアモードという機能が使えて、WX03の方がバッテリーの持ちが2時間程度長くなっているということが挙げられます。
ハイスピードプラスエリアモードは、別途で1,105円(税込)の追加料金が毎月かかるのと、そのモードを使うと通信制限が掛かってしまうというデメリットはあります。
しかし、地方への出張や旅行などの万が一の時には非常に使える機能です。
一方で、WX03は連続待受時間や連続通信時間がW04よりも長くなっており、長時間の外でのインターネット通信を可能にしてくれます。
どちらがいいかは、それぞれの利点を加味して選ぶべきでしょう。
しかし、ハイスピードプラスエリアモードは、実際にはほとんどのユーザーが使わない機能になりますので、大容量バッテリー搭載のWX03 を選んだ方がいいかもしれません。
モバイルルーターについてより詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてはいかがでしょうか?
なお、クレードルやUSBケーブルに関しては、必要であれば購入した方がいいと思います。
ですが、公式ホームページで販売している物はかなり高値になっており、それ以外の場所で購入した方がはるかに安くなりますので、購入するのであれば別のところで買うようにしましょう。
クレードルの必要性に関してもっと知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください!
まとめ
いかがだったでしょうか。
ソフトバンクのポケットWiFiは、割引やプレゼントが充実しているものの、サービス自体が中途半端であり、通信回線としての品質も悪いので、他のプロバイダと比べてもお得に利用することはできません。
むしろ、他の会社のポケットWiFiの方が利用し易いと言えますので、あまりおすすめできないものとして今回は紹介させていただきました。
なお、おすすめのポケットWiFiとしては、ギガ放題プランで、W04もしくはWX03 を使用した上で、プロバイダをBroad WiMAXか3WiMAXを選んだ場合となっています。
もしも、どこで購入するか悩んでいる場合、もしくはソフトバンクで購入することを考え直した場合は、こちらが一番お得かつ使いやすいものになっていますので、これらを選択しましょう。
コメント