ドコモのポケットWiFiって実際どうなの…?
「ポケットWiFiを使いたい…」
そう思っているのならば、どこかのプロバイダや通信会社と契約をすることになりますが、その候補の一つとしてドコモがあります。
ポケットWiFiは簡単に言ってしまえば、屋内外問わずネットをどこでも使用することができる端末です。
固定回線と異なり、外出先でもスマホやタブレット、パソコンでのネット接続が誰でも簡単にできるため、今多くの方が利用しています。
現在、多くの会社がポケットWiFiを提供していますので、その中からドコモを選ぼうと思っている方もいらっしゃると思います。
しかし、実際にドコモのポケットWiFiを利用している方の多くがサービスの内容に分かりづらさを覚えています。
結論から言ってしまえば、ポケットWiFiを使いたいのであれば契約先としてドコモは止めておいた方がいいと言えます。
今回はドコモと契約すべきでない理由と、どこで契約をするのが一番おすすめなのかということを紹介したいと思います。
ドコモのポケットWiFiがおすすめできないのはなぜか
みなさんご存知かとは思いますが、ドコモはauやソフトバンクなどと同様、携帯電話の販売で有名な日本を代表する大企業です。
そのために、通信可能エリアの広さや通信回線速度、サポートなどはかなり素晴らしくなっており、利用する上での高い安心感があることは間違いありません。
ですが、それでもお勧めすることができない理由として、ドコモはポケットWiFiサービスの中でも一番料金が高く設定されているからです。
料金が最も高額に設定されている
2017年現在でポケットWiFiを提供している会社は全部で5社です。
その5社で料金比較すると以下の表のようになります。
通信会社 | 月額料金 | 月間通信量 |
---|---|---|
docomo | 6,900円~ | 5GB~ |
au | 3,696円 | 7GB |
4,380円 | 無制限 | |
Softbank | 3,696円 | 7GB |
Y!mobile | 3,696円 | 7GB |
4,380円 | 無制限 | |
UQ WiMAX | 3,696円 | 7GB |
4,380円 | 無制限 |
ドコモを除く4社での月額料金は3,600円から4,400円くらいが平均的な料金プランになっています。
ですが、ドコモの場合の月額料金は6,900円からとなっており、他社と比較をしても2,000円以上も値段が高くなっているのです。
さらに値段だけではなく、月間のデータ通信量も5GBからとなっています。
他社では7GBもしくは無制限のどちらかが選択できるようになっているのにも関わらず、ドコモだけは低水準となってしまっているのです。
かなり安い料金で利用できると思われるかもしれませんが、こちらはあくまでもポケットWiFiを使うための基本料金です。
これに加えて、基本料金の他にもデータパックやシェアパックと呼ばれる、パケットパック料金が必要になってしまうのです。
データパックは最小の5GBのデータMパックでも5,000円以上の契約になり、それ以上のデータ通信量になると当然料金が跳ね上がるようになっています。
実質は5,000円以上追加で料金がかかるようになってしまっているのです。
さらに、ドコモのスマートフォンや携帯、タブレットを契約しているユーザーの場合にはそれらのパケットパックと共通のデータ容量になってしまいます。
よって、ドコモユーザーであるだけでも大きなデメリットとなる恐れがあります。
ドコモのポケットWiFiは最低でも月額で6,900円以上が掛かってしまいます。
しかし、2年の契約を条件とする新規契約および機種変更共に月々サポートという契約を結ぶことで、通信端末代金が0円になるというキャンペーンを行っている点だけはメリットです。
このキャンペーンもドコモが唯一行っているという訳でもないので、特別なものであるという印象は薄くなってしまいます。
割引が用意されていない
普通、ドコモのスマホなどの利用者であれば、ポケットWiFiを契約すれば特別な割引を受けられて、安く利用することができるのではないか、と思われるかもしれません。
しかし、残念ながらドコモのポケットWiFiにはセット割引が用意されていないのです。
その他の光回線とスマートフォンを同じ会社で利用している場合に適用されるセット割引はあります。
しかし、残念ながらポケットWiFiの場合にはそれらが全くありません。
他社であればキャッシュバックや割引キャンペーンなどが用意されているのに、ドコモにはないということは他を利用した方がお得になると言えますね。
なお、上記に挙げた2年契約での通信端末代が0円となる月々サポートに関してですが、同様の割引は他社でも利用可能です。
doomoを契約していない人でも受けることが可能なので、セット割とは言えないでしょう。
ショップなどによっては独自のセット割を用意している場合もありますが、そのようなセット割では「初期費用」と称して高額の手数料を取られたり、オプション加入が強制的に行われたり、解約金が普通の契約以上に取られてしまうことになります。
ですから、実際には割引をしてない場合と大差なく、安く契約ができているとは言えません。
強いて言えば、ドコモのスマートフォンや携帯、タブレットを利用している場合にパケットプランのデータ通信量が共有されるので、ポケットWiFiは実質的に月間料金の1,900円で利用できるということだけがセット割のようなものになると言えます。
しかし、現在ではスマホ自体にテザリング機能が搭載されているものがほとんどになっています。
そのため、その月額料金分で一つ上のパケットプランを契約してテザリングを行った方がデータ通信量を非常に簡単に増やすことができます。
つまりは、テザリングが使える今、わざわざドコモでポケットWiFiを契約するメリットがちっともないのです。
スマモバに関すること
ドコモにはポケットWiFiを使用した使い放題プランのある、スマモバというサービスがあります。
速度が遅くて通信速度制限がある
スマモバでは、ドコモ回線を使用していますが、その通信速度は通信速度制限が無くとも、1Mbps程度にしかなりません。
しかも、使い放題と謳っているのにも関わらず、3日間で3GBの使用をしてしまうと、200kbpsの短期通信速度制限がかけられてしまうのです。
これでは使い放題もへったくれもありませんね。
また、このような制限については公式ホームページの注意事項のところに書かれています。
しかし、この注意事項はかなり小さな文字で書かれており、本当に注意をしなければ見落としてしまうようなレベルです。
こちらはかなり重要な情報であり、ユーザーが知っておかなければならないことのはずです。
しかし、広告などでもほとんど触れずに小さな文字で書いているだけ、ということには不信感を覚えてしまいますね。
セットの端末の機能は良くない
こちらのセットで使用することのできる端末は今現在では3種類あります。
- 富士ソフト +F FS030W
- FREETEL ARIA2
- ZTE MF920S
ですが、これらに関しても、端末の性能は良くなく、最大受信速度は150Mbpsしかでません。
ドコモの高速LTE回線では、最大で370Mbpsが利用できるはずなのですが、端末のスペックが低すぎてそれが活用できないので非常に残念です。
また、低スペックにも関わらず、端末の本体価格は非常に高いものになっています。
その他のポケットWiFiではもっと高性能な機種を実質無料で提供してもらえることもありますので、こちらは非常に残念ですね。
中には、「端末が無料だと思っていたのに、解約の際に一気に残りの端末料金の請求が来た」といったようなトラブルが起こったケースもあるようです。
サポートセンターが有料かつ繋がりにくい
また、ドコモのサポートセンターの電話である、ナビダイヤルは有料電話となっています。
20秒ごとに10円がかかり、その上電話がつながりにくいという口コミも寄せられています。
対応などの評判も悪いものが目立ちます。
さらに、解約手続きに関しても全てを書類でやりとりをする必要があるので非常に面倒になっています。
手間やお金があまりにもかかりすぎることも、ドコモやスマモバをおすすめすることができない理由の一つだと言えるでしょう。
おすすめのポケットWiFiはどれなのか
ドコモのポケットWiFiがおすすめすることができないことは分かりました。
では、その他のポケットWiFiの提供会社ではどこの会社のどの機種がおすすめなのでしょうか。
4社の中で「データ容量」「速度制限」「コストパフォーマンス」「高速通信可能なエリア」という観点から徹底比較を行います。
データ容量がたくさん使えるものがいい
まずは、データ容量です。
月間のデータ容量については、無制限のプランを用意しているところがおすすめです。
基本的には、ポケットWiFiのデータ容量に関しては二つのパターンが用意されています。
一つは、5GBや7GBなどの一定にデータ容量が制限されているプランです。
そして、もう一つが月のデータ容量に制限が用意されていない無制限のプランです。
無制限のプランにはデメリットとして通信料金が少し高めになっていることが挙げられます。
しかし、速度制限が掛かってしまうとかなり使用し辛くなってしまうので、どちらにするか迷っているのであれば、無制限を選ぶ方が無難です。
では、どの会社が無制限のプランを提供しているかを見ていきましょう。
無制限のプランが用意されているのは3社です。
UQ WiMAX、au、Y!mobileです。
SoftBankとドコモにはデータ容量が決まっているプランしか用意されていません。
無制限で使用したいという方は迷わずにこちらを利用すべきです。
ただ、迷っている場合にもやはり無制限の方が使いやすいのでこちらを選ぶのがおすすめです。
また、3社に共通しているデータ容量の制限である7GBと言うのは、動画を4時間半見れば消費してしまうものです。
ですから、ネットで動画などをよく見るのであれば特に無制限にした方がいいと言えます。
通信制限がかからないかどうか
次は通信制限がかからないかどうかです。
無制限と銘打ってはいても、いくつかの会社ではたくさんのデータを使うことはできるが、使い過ぎることで使い物にならないレベルでの速度制限を受けてしまうことがあります。
当然、無制限プランではない通常プランではポケットWiFiを提供しているどの会社でもデータ容量を超えてしまうと、通信制限を受けてしまいます。
中でも、SoftoBankでは3日間で合計1GBを使用してしまうと、128kbpsという全く使い物にならないレベルの通信制限を受けてしまうので注意が必要です。
やはり無制限があるY!mobile、au、UQ WiMAXの場合は、どこでも直近3日間で使い過ぎた場合には速度制限を受けてしまいます。
その中での違いは、短期制限条件と制限時の速度です。
UQ WiMAXとauでは3日間で10GBの使用をしてしまうと速度が1Mbpsとなり、Y!mobileでは3日間で3GBを使用すると128kbpsとなります。
こちらを見れば分かるかと思いますが、Y!mobileだけがかなり厳しい条件になっています。
3GBくらいは動画などを見ればすぐに消費されてしまうものなので、一日に使えるデータ容量が大きく制限されてしまいます。
さらに、制限速度の128kbpsもメールやLINEの画像表示やホームページを閲覧するのにですら不便になるレベルの速度で、ほとんど使いものになりません。
一方、1Mbps の場合はYoutubeの動画を普通に見れますし、ホームページを見るのにも特に不便は感じません。
以上の速度比較から利用制限をされる条件が緩く、されたとしても速度がまだ遅くないUQ WiMAXとauが候補として挙げられます。
なお、UQ WiMAXとauでの違いは後述も致しますが、プロバイダ選びによってはUQ WiMAXの方が安い値段で利用することができるようになる点です。
月額料金などのコストパフォーマンスが良いかどうか
次は月額料金です。
しかし、月額料金はドコモ以外は通常のプラン、無制限のプランでも全く同じ値段です。
なので、月額料金を比較しても正直なところ、どこが一番安く利用できるのかということは分からないのです。
そこで比較をすべき点は割引です。
他の4社ではセット割やプロバイダ割によって差が生まれます。
そして、その中でも一番おすすめなのが、UQ WiMAX回線です。
UQ WiMAX回線はUQ WiMAXおよびauで使用することができますが、こちらではプロバイダ割が適用されます。
中でも、GMOとくとくBBを利用すれば最大で30,000円ものキャッシュバックがあります。
こうしたキャッシュバックにより、その他と契約をした場合と比較をすると4万円以上も安くなるようになっています。
なお、auには「auスマートバリューmine」という割引も受けられるようになっています。
しかし、それ以外の理由でauを選ぶ理由は特になく、かなり割引されるという訳でもないので、わざわざポケットWiFiをauで購入する必要はありません。
auのUQ WiMAX回線を選ぶべきでない理由をもっと知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね!
また、キャリアによるセット割として、SoftBankにもありますが、1,000円程度の割引なので、そこまで大きなメリットだとは言えないでしょう。
高速通信可能なエリアがどのくらいか
では、次は高速通信可能なエリアがどのくらいかについてです。
高速通信エリアは出来るだけ広い方がいいですよね。
通信速度については、そこまで気にしなくとも大丈夫です。
どの会社も最高の速度を表示してはいますが、あくまでもベストの環境が整ったときにのみ技術的には可能な速度、という理論上の値だからです。
そして、もう一つは高速通信が可能なエリアが限られてしまうからです。
基本的には最大速度がでるのは首都圏のごく一部に限られてしまいますから、それ以外に住んでいる方にとっては、ほとんど関係がありません。
なお、もしも通信速度が気になるのであれば、こちらで実数地をマップとして公表しているWiMAXがおすすめです。
こちらは100Mbps と光回線並みの速度が出ているので非常におすすめです。
そして、通信可能なエリアについてですが、だいたいどこの会社であってもエリアが拡大されていて、繋がらないエリアの差はほとんどなくなりました。
少なくとも、自分自身が頻繁にネットを利用することになる自宅や職場、よく行くエリアなどで高速通信ができるかどうかを確かめておくと良いでしょう。
結局、どこがベスト?
上記に挙げた事柄から、結論を言ってしまうとUQ WiMAX系回線がベストです。
月間での無制限の利用が可能で、なおかつ速度制限の条件もかなり緩く、速度制限を受けたとしても、実測で1Mbpsという使用する上でほとんど不便を感じない程度の制限がかけられるだけです。
なお、価格やそのほかのサービスを見てみても、UQ WiMAXはポケットWiFiの中で最も優れていますので、事実上選択肢としてはUQ WiMAXだけだと言えます。
最もお得に利用するための注意点
通信無制限のポケットWiFiの中でも、最もおすすめできるWiMAXですが、こちらは申し込みの方法に注意をすることで金銭的な面においてもお得に利用することができます。
次は、その方法についてを紹介しましょう。
まず、WiMAXを申し込むためには、契約プラン、モバイルルーター、プロバイダの三つのポイントを重視して選択すべきです。
結論から言ってしまうと、以下のようにしてポケットWiFiを契約するのが一番おすすめの方法になります。
- プロバイダ…Broad WiMAX or 3WiMAX
- 契約プラン…ギガ放題プラン
- モバイルルーター…Speed WiFi NEXT W04 or Speed WiFi NEXT WX03
なお、お得に利用をする上ではキャッシュバックキャンペーンを利用することになるのですが、特定の紹介サイトを経由してしまうとキャッシュバックの条件や解約条件が変わってしまうことがあるようです。
なので、購入する際にはそれらのサイトを経由することなく、それぞれのプロバイダの公式サイトから申し込むようにすると、条件が分かりやすくなりますので、そちらから申し込むようにしましょう。
それではそれぞれについてを細かく紹介していきたいと思います。
プロバイダを決める
まずは、プロバイダの選択です。
プロバイダはBroad WiMAX、もしくは3WiMAXがおすすめです。
どちらのプロバイダもともに、高額キャッシュバックがあるために、かなりお得に利用することができる点がオススメです。
Broad WiMAXの場合は、以下の条件を満たすことが求められますが、総額18,857円の初期費用のキャッシュバックを受けることが出来ます。
- Webフォームからお申込み
- 月額最安プランをクレジットカード払いにてお申込み
- 安心サポートプラス・My Broadサポートのオプションに加入(商品到着後の解約可能)
こちらの条件さえ満たしてしまえば、契約後の手続きなくキャッシュバックを受け取ることが出来ます!
また、Broad WiMAXは最新端末も含めたすべてのWiMAX端末が0円となるキャンペーンも行っています。
これで価格を気にすることなく最新機種である、「Speed WiFi NEXT W04」や「Speed WiFi NEXT WX03」を選択することが出来ますね!
さらに、WiMAX端末を2台利用する方には、2台目の初期費用を10,000円割引して利用することが出来るキャンペーンも実施されています。
これで、1台は外出先でのWiFi利用に、2台目は自宅で家族のWiFi利用に、なんて使い方が可能になりますね!
こうしたキャンペーンが充実しており、キャッシュバックの受け取りに煩雑で忘れやすい手続きのないBroad WiMAXはプロバイダとしてオススメだと言えるでしょう。
3WiMAXに関しても同様に高額キャッシュバックが受けられます。
こちらは、キャッシュバック額がBroad WiMAXよりも10,000円以上も高い28,000円となっています。
しかしながら、キャッシュバックを受け取るための条件が少し面倒になっているのも事実です。
- 回線契約時に安心サポートプラス,My SSサポートのオプションに加入(商品到着後の解約可能)
- 期間中に当サイトよりご契約いただいた場合に適用となります
- 3WiMAX開通月から13ヶ月目にサービスご利用中であることが確認できた方へ指定のエントリーフォームからのお手続きが完了された方
オプションへの加入や公式サイト経由での契約、といった条件は契約時に満たせる条件ですので問題ないかと思います。
しかし、注意点となるのは最後の条件である「3WiMAX開通月から13ヶ月目にサービスご利用中であることが確認できた方へ指定のエントリーフォームの入力」です。
正直言って、契約してから13ヶ月後にキャッシュバックに必要な手続きのことを覚えていられるでしょうか?
この手続きのせいでキャッシュバックを受け取ることが出来ない可能性も出てきますよね…
キャッシュバックを利用しないでプロバイダを利用しても、まったくお得には利用することが出来ません!
もしも、「自分は絶対に忘れないから少しでもキャッシュバック金額の多いプロバイダがいい!」とお考えの方は3WiMAXを選んでみてください!
また、3WiMAXに関してもBroad WiMAX同様に端末代金0円キャンペーンは実施していますので、その点はご安心を。
そのほかのプロバイダはおすすめなのか
なお、それ以外のプロバイダに関しては、3WiMAXと同じように手続きが必要なのにも関わらず、速度などのサービスが全く同じで、値段だけが高くなっているというような会社がほとんどなので、わざわざそちらを利用する理由というのがありません。
なので、キャッシュバック料金が高くなっている3WiMAX、もしくは手続きが無くて簡単にキャッシュバックを受け取ることができるBroad WiMAXのどちらかから選択をするのが一番だと言えるのです。
今現在は買い時である
なお、2017年5月現在、各社ともに高額のキャッシュバックを受け取ることが可能になっていますが、このキャンペーンがいつ終了するかは分かっていません。
そもそも、WiMAXの運営元であるUQコミュニケーションズが基地局を一気に拡大するための多額の投資の結果、会員数増加の必要性が一時的に高まりました。
そのための策として用意したのが高額のキャッシュバックのキャンペーンです。
そして、たったの1年間で総会員数が1,000万から2,000万に急増させることに成功しました。
それがキャッシュバックキャンペーンのおかげであるかどうかはさておき、既にWiMAXの知名度は2015年度と比較しても格段に高いものになりました。
そのため、会員数を増やすために行ったキャッシュバックキャンペーンをこれ以上続ける必要性がかなり薄れてしまっているのです。
今すぐ突然にキャッシュバックキャンペーンが撤廃されることはないでしょう。
しかし、これから徐々に減額されていくこともありえますので、キャッシュバックが実施されている今現在が非常に買い時だと言えるでしょう。
契約プランを選択する
次に、契約プランですがこちらは二つのプランが用意されています。
一つ目は、ライトプランです。
データ通信量が月単位で7GBを超えてしまうと、速度制限がかかり128Kbps となってしまいます。
二つ目のギガ放題プランはデータ量の月間制限が無いために、制限を気にすることなくネットを利用することができます。
一見すると、通常プランの方が月額料金が安くてお得のように感じるかもしれませんが、月間の通信制限があります。
今回は無制限で利用することができるものを紹介していますので、おすすめするのはギガ放題プランです。
なお、通信制限が気にならないという方であっても、やはりおすすめなのはギガ放題です。
7GBは動画を4.5時間だけを見るくらいで消費してしまうほどで、多いようで実際には少ない量となっています。
加えて、途中で料金プランを変更することも可能ですので、迷っている場合でもギガ放題の方が使いやすいと言えますので、そちらをおすすめします。
ちなみに、公式サイトを見ると小さな文字で「料金プランに関わらず、混雑回避のための速度制限(3日間で10GB以上利用時)があります」と書かれています。
「え、速度制限ってギガ放題プランでもあるんじゃん…」
と思った方、大丈夫です!
詳しい説明は下の記事で解説していますが、通常の利用であれば3日で10GBの速度制限は全く気にする必要がありません!
この短期速度制限に関して詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてくださいね!
機種を決める
最後に決めるのは、WiFiルーターの機種です。
ルーターの機種は全部で5機種ありますが、新しい機種の方が当然使いやすくなっています。
中でも、「Speed WiFi NEXT W04」と「Speed WiFi NEXT WX03」 がおすすめです。
これらは最大速度が440kbpsとなっており、バッテリーの持ち時間もかなり長くなっているので、それ以前の機種と比較しても圧倒的に使いやすくなっています。
なお、これらの内のどちらを利用すべきか、というところで次は悩むと思います。
違いとしては、W04がハイスピードプラスエリアモードという機能が使えて、WX03の方がバッテリーの持ちが2時間程度長くなっているということが挙げられます。
ハイスピードプラスエリアモードは、別途で1,105円(税込)の追加料金が毎月かかるのと、そのモードを使うと通信制限が掛かってしまうというデメリットはあります。
しかし、地方への出張や旅行などの万が一の時には非常に使える機能です。
どちらがいいかは、それぞれの利点を加味して選ぶべきでしょう。
しかし、ハイスピードプラスエリアモードは、実際にはほとんどのユーザーが使わない機能になりますので、WX03 の方を選んだ方がいいかもしれません。
モバイルルーターについてより詳しく知りたい方は以下の記事を読んでみてはいかがでしょうか?
なお、クレードルやUSBケーブルに関しては、必要であれば購入した方がいいと思います。
ですが、公式ホームページで販売している物はかなり高値になっており、それ以外の場所で購入した方がはるかに安くなりますので、購入するのであれば別のところで買うようにしましょう。
クレードルの必要性に関してもっと知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください!
まとめ
以上の事から、ポケットWiFiサービスを提供している会社の中でもドコモは月額料金が最低でも6,900円以上もかかるようになっており、その他の会社と比較をしても圧倒的に高い金額となってしまっているので、あまりおすすめをすることはできません。
月額料金以外の評判の中には、好意的に受け止められているものもいくつかはありますが、ポケットWiFiを購入する会社としては、あまり選択肢としては考えられませんね。
むしろ、ポケットWiFiであればUQのWiMAXを購入した方が明らかにお得に利用することができますし、利用中の利便さにおいてもこちらに勝るものはありませんので、実質的にWiMAXが一強となっています。
ですが、そちらを購入する際にも契約プランはギガ放題、機種はW04かWX0、プロバイダは「GMOとくとくBB」か「BIGLOBE」のどちらかにする、ということに注意をしなければなりません。
また、キャッシュバックを受け取らなければ本当にお得に利用することができませんので、手続きが必要な「GMOとくとくBB」を使用する場合には手続きの手順や時期を忘れないように注意をしておきましょう。
なお、キャッシュバックに関してはもう一点だけ注意があります。
それは特定のサイトを経由して購入をすると、キャッシュバックの条件や解約条件などが変更されてしまうことがあるようですので、購入する差には必ず公式ホームページから直接購入をするように気を付けましょう。
以上の事柄をしっかりと注意をして、きちんと契約を済ませることができれば、快適かつ良心的な価格でポケットWiFiを使用することができますので、ぜひとも、そちらで利用するようにしましょう。
コメント